【VELTPUNCH】
取材:ジャガー
どうやって自分たちらしい音楽を1曲の中で伝えるのか?
久しぶりのシングル作品となるのだが、この2曲を選んだ決め手を訊いてみた。
「今回はシングルリリースのために曲を作ったことと、TVでのタイアップの話が決まっていたので、“どうやって自分たちらしい音楽を1曲の中で伝えるのか?“ということを意識しました。結果として『CRAWL』は攻撃的なギターリフとリズムアプローチを軸に、男女ツインヴォーカルを活かしたメロディーラインがバランス良く乗っかった自分たちらしい作品に仕上がっています。ただ、『CRAWL』を真面目に作ったので、反動で『BANANA to BUTTERFLY』では、少し肩の力を抜いて“遊び心”や、少しひねくれた感じが出たかなと。一聴して非常にポップなイメージを受けるかもしれないですが、曲を止めずに最後まで聴いてもらえれば、VELTPUNCHらしさを感じ取ってもらえると思います」(長沼)
歌声を引き立たせるメロディーラインが、何とも心地良く、それが彼らの特徴でもある。
「聴き手にとって“入口が広く、その奥が深い”バンドでありたいですね」(長沼)
また、CDを聴いているだけで、曲自体からあふれる熱量を感じることができただけに、どのようにライヴでプレイされるのか楽しみである。
「僕以外にもふたりのメンバーが曲を書けるし、4人全員がヴォーカルをとるので、楽曲も非常にバラエティに富んでいますね。個人的にはライヴの流れの中で1本の映画を観た時のような“心に残る演奏”ができたらと思っています」(長沼)
“歌とコーラスとシャウトとギターとベースとドラムと歌詞の内容を楽しんでほしい“と、今作の要素を全て聴きどころだと語る長沼。それだけ自信をもった一枚に完成したということだ。そして、早くも次回作に向けて動き出しているとのことである。
「現在アルバムのレコーディング中なので、目の前の作品をどう仕上げていくのかということだけに集中しています。シングルをリリースした以上、そのシングルをきっかけにVELTPUNCHを知った人も多いと思うので、その人たちがビックリするような作品になればいいなと思っています。あと、音源制作が忙しいために、しばらくライヴ活動をお休みしているので、アルバムリリース後にはできるだけライヴをやりたいですね」(長沼)
アーティスト
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