L'Arc〜en〜Ciel、「ここに来るまで
に20年かかった」感動と興奮に包まれ
たNY公演

L'Arc〜en〜Cielのhyde、NY公演で「最高のショウを見せると」と宣言

L'Arc〜en〜Cielのワールドツアー「L'Arc〜en〜Ciel WORLD TOUR 2012」のニューヨーク公演が、現地時間の3月25日にアメリカ ニューヨークにあるマディソン スクエア ガーデンで行われた。
L'Arc〜en〜Cielはワールドツアー初日の香港を皮切りにアジア4各国での公演を終えて、今回のニューヨーク公演を機に欧州に移動。
日本人アーティスト単独としては初となるマディソン スクエア ガーデンでのライヴは、現地のオーディエンスは勿論、ブラジルやチリなど遠方から足を運んだ熱心なファンを含め約1万2000人を動員。日本国内でも27箇所の映画館で同時生中継が行われ、計1万5000人のファンが現地の熱狂をリアルタイムで堪能した。

ライヴは最新アルバム『BUTTERFLY』からの楽曲や、新旧のヒットナンバーをたっぷりと演奏する充実のセットリストで展開。また今回のアジア公演では演奏されていない「叙情詩」が会場を潤したほか、「CHASE」「X X X」のEnglish versionもツアー初披露。アジアツアーとはひと味異なるパフォーマンスで会場中を圧倒した。

MCは全編英語で行われ、冒頭で「What's up New York! L'Arc-en-Ciel in Madison Square Garden!」と挨拶するとともに「最高のショウを見せる」と約束したhyde(Vo.)に続いて、ken(G)がこのツアーではおなじみの現地ネタを盛り込んだ“ご当地MC”を披露し会場を和ませる。

そしてインターバルでは盛大な拍手と歓声とともに、激しい足踏みやL'Arc〜en〜Cielコールが発生する熱気の中、hydeは「Thank you」を繰り返し、「ここに来るまでに20年かかった。また会えるよね」と再会を誓う。会場に響きわたる大喝采がニューヨーカーたちの感動と興奮を伝えていた。

終演後にhydeは「今までのライヴ中で一番覚悟が違った。今日は戦いの日で、日本の旗を持ってきてライヴをした気分だった」とコメント。tetsuya(B)は「トラブルもあって課題が残るところもあったけど、もう1回Madison Square Gardenに挑戦したい」と自分たちのステージを冷静に評価しながらも、今後の野望を明らかにした。

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