YOSHIKIのクラシカルツアー開幕! 前
人未踏の2大殿堂制覇に向かって

12月6日@東京国際フォーラムホールA

YOSHIKIが12月6日(火)、東京国際フォーラムホールAで『YOSHIKI CLASSICAL SPECIAL WORLD TOUR 第2弾』の東京公演初日を開催した。
12月5日(月)の大阪城ホールを皮切りに始まった今回のツアー。12月6日(火)~8日(木)の東京国際フォーラム、12月29日(木)の香港公演を経て、年明け1月12日(木)、13日(金)にはいよいよクラシック音楽の殿堂ニューヨーク・カーネギーホールに挑む。

4歳でピアノを、9歳で作曲を始めた本人が“夢だった”と語るカーネギーの舞台をついに踏む日がやって来る。その前哨戦となる今回の日本公演。2014年に10ヶ国を巡ったクラシックワールドツアー以来約2年ぶり、オーケストラとの共演に至っては2002年のシンフォニックコンサートから実に14年ぶりというこのツアーへの期待値は高く、チケットは日本公演すべてがソールドアウト! また、業界人や文化人にファンが多いYOSHIKIならではの豪華な顔ぶれがVIPとして、日本のみならず世界各国から集まった。

1999年天皇陛下御即位10年奉祝曲「Anniversary」や、2005年日本国際博覧会『愛・地球博』公式イメージソング「I'll Be Your Love」、2012年・2013年ゴールデングローブ賞テーマ曲「Golden Globe Theme」など、これまで彼が発表してきた壮大なスケールの楽曲に加え、自身が影響を受けたというベートーベンやチャイコフスキーのクラシック楽曲、さらにはオーケストラバージョンにアレンジされた「KURENAI」「Forever Love」「Tears」といったX JAPANの代表曲、 そして待望の新曲「La Venus」もお披露目される、なんとも贅沢な内容だった。

オペラシンガーを迎えての「MIRACLE」の迫力は圧巻の一言で、観客席からも思わず感嘆の声が上がるほど。はるばる海外から呼び寄せた指揮者やゲストヴォーカリスト、そして美しいライティング演出が幻想的な空間に花を添える。最後は観客が一体となり、名曲「Endless Rain」の大合唱。まるで観客までもが演出の一つになったかのような感動のエンディングは、通常のクラシックコンサートでは到底見ることのできない、YOSHIKIだからこそ成せる業だった。

2014年にX JAPANとして、ロックの殿堂マディソン・スクエア・ガーデン公演を成功させ、次に待つのはクラシックの殿堂カーネギーホール。共演するのは、日本で最も古い歴史を持ち、2015年度CNN・世界におけるトップ10オーケストラの一つに選ばれている、あの東京フィルハーモニー交響楽団。“僕のルーツを感じてもらえるような、そんな公演になると思う”――彼自身そう語る今回のクラシカルツアー。総勢48名のオーケストラ部隊と共に放たれるその音のパワーに、誰もが圧倒されるはずだ。

来春3月にはロンドンのウェンブリーアリーナでの公演も控え、まだまだ続いていく彼の挑戦。“子供の頃の夢が次々と叶ってきている”と、事あるごとに口にするYOSHIKIが、前人未踏の2大殿堂制覇へ。その一歩をついに踏み出した。

『YOSHIKI CLASSICAL SPECIAL WORLD TOUR 第2弾』

12月07日(水) 東京 東京国際フォーラムホールA
12月08日(木) 東京 東京国際フォーラムホールA
12月29日(木) 中国 香港 Asia World Expo

『YOSHIKI CLASSICAL SPECIAL feat.Tokyo Philharmonic Orchestra』

1月12日(木) アメリカ ニューヨーク カーネギーホール
1月13日(金) アメリカ ニューヨーク カーネギーホール

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