ポール・マッカートニー、初のスタン
ダード集発売を受け、2/10昼よりラ
イヴ配信が決定!
ポール・マッカートニー、初のスタンダード集『キス・オン・ザ・ボトム』 Listen Japan
キャリア初の試みとなる1930〜40年代アメリカのスタンダード・ソングを取り上げた本作。プロデュースに米国音楽界の巨匠トミー・リピューマ、演奏にジャズ界の女王ダイアナ・クラールが自身のバンドを率いて全面バックアップしている他、エリック・クラプトンとスティーヴィー・ワンダーがゲスト参加するなど、レジェンド同士の共演も注目だ。
1月に開催された記者会見ポールは「ずっと前から考えていた企画だったんだけど、やろうとするとロビー・ウィリアムスとかロッド・スチュワートとか、いつも誰かに先を越されたんだ(笑)。でも今回のプロデューサーのトミー・リピューマに相談したら、そんなこと気にしないでやろう、と言ってくれたんだ」とスタンダード・アルバム制作の裏話を披露。
収録曲のスタンダード・ソングに関しては、「子供のころラジオで聴いたり、父親がピアノで弾いてくれたりして知った曲もある。特に『イッツ・オンリー・ア・ペイパー・ムーン』には父の思い出がある」と収録曲と自身の家族との関わりなどを回想した。
レコーディングは、ハリウッドの歴史あるキャピトル・スタジオを中心に行われ「ダイアナ・クラールをはじめとする素晴らしいジャズ・ミュージシャンをバックにして歌うので、最初はどうしていいか戸惑ったよ。今回はスタジオに入ってから、ダイアナたちとアレンジを相談しながら録音していった。とてもオーガニックな進め方で僕にとっては新鮮だった。でも後から思えば、ビートルズの頃もこんなやり方で録音していたんだよね」。
特にリード・トラックとなっている書き下ろしの新曲「マイ・ヴァレンタイン」は、新妻ナンシーとモロッコに旅行中、まさにヴァレンタイン・デーに書き下ろした曲とのことで、特別に大切な曲のようだ。
なお、本作のリリースを受け、新作のレコーディングを行ったハリウッドのキャピトル・スタジオからのライヴ映像の配信が日本時間2月10日(金)正午12時から行われることが決定。演奏はアルバム同様ダイアナ・クラールのバンドがバックを務めiTunes Storeを通じて中継される。
さらに2月12日にロサンジェルスで開催される第54回グラミー賞の授賞式で、ポールが演奏することが正式発表されている。
【リリース情報】
『キス・オン・ザ・ボトム』
2012.2.8 On Sale
<通常盤>
CD:UCCO-3038 \2,600 (tax in)
01.手紙でも書こう
I'm Gonna Sit Right Down And Write Myself A Letter (Lyrics by Joseph Young, Music by Fred Ahlert)
02.ホーム
Home (When Shadows Fall) (Geoffrey Clarkson, Harry Clarkson, Peter Van Steeden)
03.イッツ・オンリー・ア・ペイパー・ムーン
It's Only A Paper Moon (Music by Harold Arlen, Lyrics by E.Y. "Yip" Harburg and Billy Rose)
04.もう望めない
More I Cannot Wish You (Frank Loesser)
05.グローリー・オブ・ラヴ
The Glory Of Love (Billy Hill)
06.ウィ・スリー
We Three (My Echo, My Shadow And Me) (Dick Robertson, Nelson Cogane, Sammy Mysels)
07.アクセンチュエイト・ザ・ポジティヴ
Ac-Cent-Tchu-Ate The Positive (Harold Arlen, Johnny Mercer)
08.マイ・ヴァレンタイン(新曲)
My Valentine (Paul McCartney)
09.オールウェイズ
Always (Irving Berlin)
10.マイ・ヴェリー・グッド・フレンド・ザ・ミルクマン
My Very Good Friend The Milkman (Lyrics by Johnny Burke, Music by Harold Spina)
11.バイ・バイ・ブラックバード
Bye Bye Blackbird (Lyrics by Mort Dixon, Music by Ray Henderson)
12.ゲット・ユアセルフ・アナザー・フール
Get Yourself Another Fool (Frank A. Haywood, Ernest Monroe Tucker)
13.インチ・ワーム
The Inch Worm (Frank Loesser)
14.オンリー・アワ・ハーツ(新曲)
Only Our Hearts (Paul McCartney)
Track8,12:エリック・クラプトンがギターで参加
Track14:スティーヴィー・ワンダーがハーモニカで参加
★2011年、ロサンジェルス、キャピトル・スタジオ、ニューヨーク、アヴァター・スタジオ、ロンドン、アビイ・ロード・スタジオにて録音
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