一夜で大スターに転身した英国オペラ
歌手、ポール・ポッツの半生を映画化

デビュー・アルバム『ワン・チャンス』ジャケット画像

携帯電話ショップの店員から一転、一夜にして大スターとなった、イギリスのオペラ歌手ポール・ポッツの奇跡の“サクセス・ストーリー”が、ハリウッドで映画化されることが明らかになった。
彼がここまで有名になった切っ掛けとは——初年時代からいじめにあって来たという彼が“自分の歌声だけが友達”と、様々な苦難と挫折を乗り越え、ついに36歳になった2007年、人気オーディション番組『ブリテンズ・ゴット・タレント』に出場。名曲「誰も寝てはならぬ」を熱唱し、始めは全く興味を示さなかった会場と審査員を瞬時に熱狂の渦に巻き込み、見事優勝を勝ち取った。

この夢の様な大成功に興味を示したのが米パラマウント映画が早速映画化へ着手。“世界中の誰もが共感できる”と大ヒットに自信を見せているという。既に脚本家の選定は終了しているというが、ポッツ役はプロ・アマを問わずオーディションで決めるという。

日本では、6月5日(木)にフジテレビの人気TV番組『奇跡体験! アンビリバボー』で、一足早くこのユニークな彼の半生を紹介する。彼が4月末に初来日公演を行った際には独占インタビューも行っており、おなじみの再現ドラマでとても判り易く綴られている。
ポールポッツ本人といえば、今年10月にはクリスマス・アルバムのリリースを予定している。これに合わせて来日ツアーも計画しているというから、オペラ界では空前の売り上げを記録しそうだ。

アーティスト