【UKチャート】リアーナ シングル1
位、ティンティンズがシングルに続き
アルバムも1位獲得

リアーナ「TAKE A BOW」ジャケット画像

5月26日付けUKチャートは、リアーナの「TAKE A BOW」が1位を獲得、先週1位を獲得したマンチェスターの男女デュオ、ティンティンズの「THAT'S NOT MY NAME」(2位)と入れ替わる形で首位を獲得した。
トップ10中9組が先週と同じ顔ぶれになり変動の少なかった今週のチャート、3位 マドンナの「4 Minutes」、4位 ウィル・アイ・アムの「HEARTBREAKER」、5位 サム・スパロー「BLACK & GOLD」。
アメリカでアルバム・デビューし初登場4位と上々の滑り出しだったダフィーのニューシングル「WARWICK AVENUE」が7位に初登場。
アルバム・チャートは、ティンティンズのアルバム『WE STARTED NOTHING』が初登場1位を獲得。ケイティ・ホワイトとジュールズ・デ・マルティーノの2人からなる男女エレクトリック・ポップ・デュオは、前身バンドから十分に注目を集めていたが、今回はあの有名プロデューサー、リック・ルービンが注目し英米での契約を決めるなどデビュー前から破格の扱いを受けた。
2位はそのルービンの手により再びメインストリームに復活した活動暦40年のベテラン、ニール・ダイアモンドの『HOME BEFORE DARK』。今回の再評価によりベスト・アルバム『THE BEST OF』も突如チャート8位に入るなど、UKではちょっとしたフィーバーとなっている。3位はダフィーの『ROCKFERRY』、4位 SCOOTER『JUMPING ALL OVER THE WORLD』、5位 PENDULUM『IN SILICO』。6位はブリストルのソングライターのベス・ローリーの『LITTLE DREAMER』。ペルー生まれブリストル育ちというバックボーンを持ち、ブルースやオールディーズを思わせる作風で人気急上昇中。またオーストリアのシトー修道士が<YOUTUBE>を介してユニバーサルに発掘され、レコード・デビューが実現したという曰くつきのストーリーで話題のCistercian Monks『CHANT - MUSIC FOR PARADISE』が9位とクラシック作品で異例のヒットを記録。チャントアルバムが受けるあたりは、宗教的な部分も大きいといえるが、日本でいう所の“癒し”ブーム的な人気はイギリスでも確実に存在するようだ。

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