新垣勉、ファンが作詞した被災地鎮魂
歌を急遽CD化

被災地 大船渡を訪れた新垣勉

全盲のテノール歌手・新垣勉が、ファンから寄せられた手紙をもとに制作した「青い海」を急遽CDリリースすることが明らかになった。
震災直後「何か自分にできることはないか?」と考えていた新垣のもとに届いた一通のファンレター、イーストKさん(ペンネーム)が震災についての思いを綴った歌詞を読んだことがきっかけとなり生まれた新曲「青い海」。

そんな中、大船渡に住む被災者から「被災地では、心も体も非常に癒しを求めている。被災者を元気づけてもらいたい。」という連絡を受け、被災地に行くことを決意した新垣が6月11日に現地で披露したのが同曲。NHKなどメディアを通じ放送された当時のライヴの模様は全国から大きな反響が寄せられ、急遽CD化に至ったという。

自身にとって初の試みであり、3年ぶりのオリジナル曲でもある「青い海」は、8月3日発売のアルバム『平和の歌』に収録されることが決定。新垣は「この楽曲が、後世に語りつがれれば嬉しい限りです」と心境を語っている。

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