現代3大ギタリストの一人、デレック
・トラックスが妻との新バンドで再デ
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デレク・トラックスと妻スーザン・テデスキとの新グループテデスキ・トラックス・バンドがデビュー

エリック・クラプトンやオールマン・ブラザーズ・バンドのバンド・メンバーとして知られ米メディアではジョン・メイヤー、ジョン・フルシアンテと並び“現代の3大ギタリスト”の一人と目される名手、デレク・トラックスが妻でソングライターのスーザン・テデスキとの新グループ<テデスキ・トラックス・バンド>名義でのデビュー作『レヴェレイター』を6月8日にリリースした。
現世最高のスライド・ギタリストとして、ルーツ・ロックの世界のみならずメインストリームでも名声を得ているデレク・トラックスだが、ボーカル/ギターを務めるスーザン・テデスキも名門バークリー音楽院を卒業後、ソロ・ミュージシャンとして高い評価を得ており99年度グラミー賞最優秀新人部門にクリスティーナ・アギレラやブリトニー・スピアーズと同時にノミネートされた実績を持つ。ギタリストとしては夫のデレクに注目が集まるが彼女の腕前も相当なものでベースのオテールは「4,000歳の黒人ギター野郎のようだ…」と表現する実力者だ。

そんな二人を中心に結成された本バンドはブルース、ソウル、60年代ロック、70年代ファンク、ジャズ、ゴスペル、インド音楽など多彩な音楽要素を混ぜ合わせたもので、本作を手がけた敏腕プロデューサー、ジム・スコットは「天才集団だ」と太鼓判を押している。
バンド名が彼女が先となる“テデスキ・トラックス・バンド”であること、アルバム紹介動画でスーザンがデレクをパンチしたり、スーザンがデレクを前にしても一切臆さずギターソロを演奏する姿から典型的な“かかあ天下バンド”ではないかとの憶測も流れているが、スーザンは「デレクのことを本当に信頼している。間違えていること、変えるべきこともデレクが言ってくれるからきく気になれるけど、他の人だときく気になれないかも!」と語るなど夫への信頼と絆を強調している。

なお今日6月8日に32歳の誕生日を迎えたデレク・トラックスから日本のファンへのメッセージ「日本のファンはいつでも暖かく俺たちのことを迎えてくれたし、今度は俺たちがみんなを元気づける番だ。必ず日本に行って、パワーアップした演奏を見せるから、楽しみにしていて欲しい。」とコメントしている。

【リリース情報】
テデスキ・トラックス・バンド『レヴェレイター』
2011年6月8日発売 /品番:SICP3143 /¥2520(tax-in)

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