走り続けるGLAYの必ず聴きたい人気曲
5選

GLAY「Supernova Express 2016」ジャケット画像

デビューしてから20年以上にわたってコンスタントに楽曲を発表し、ライヴ活動を続けてきたGLAY。その間に数多くの大ヒットが生まれました。ロックバンドでありながらバラードの名曲が多いのも彼らの特徴。ファンから根強く支持されている人気曲を紹介します。

■ブレイク前のエネルギーに満ちた「生きてく強さ」

初のTOP10ヒットとなる「グロリアス」の一つ前のシングルで、売り上げ面では奮いませんでしたが、小細工無しのストレートなメロディと開放感あふれるサウンドからは、ブレイク直前のエネルギーを感じさせます。「人間と人生を信じられる」そんな前向きな歌詞と、最後の追伸にグッと来るでしょう。メンバーにとっては歌う意味を再確認した、一つの転機になった楽曲でもあります。

■冬の定番「Winter, again」

GLAY最大のヒット曲で、JR東日本のスキー旅行のキャンペーンソングとしてオンエアされました。雪国への憧憬と、そこに住む人たちへのリスペクトがこめられた歌詞は、北海道で生まれ育ったTAKUROさんだから書けるものでしょう。静かなAメロから感情がほとばしるサビまで、コントラストがはっきりしているので、せつなさが倍増します。GLAYはこの曲でレコード大賞を受賞しました。

■前向きな別れの歌「いつか」

ビデオシングルとして発売された「サバイバル」に続くDVDシングルです。メンバーたちが4分割された画面を自由に行き来するMVの面白さだけでなく、どこか吹っ切れたようなキャッチーなサウンドを楽しめます。歌われるのは夢を追いかけるための前向きな別れ。だけど永遠ではなく、いつかの再会を約束するからこそ、こんなにも明るい雰囲気なのでしょう。

■強く生きる人へのエール「時の雫」

ストリングスを全面にフィーチャーしたバラード。演奏時間は7分以上もあります。脆くて儚い、若い恋のほろ苦い想い出と今も密かに思い続ける優しさが綴られた歌詞。それが、いつもより肩の力を抜いたTERUさんのボーカルで豊かに表現され、聴いていると胸が温かくなります。「死」をテーマにしたドラマの主題歌に、あえて強く生きる人へのエールを提供するところに、GLAYならではのセンスが感じられます。

■北の大地へ誘う「Supernova Express 2016」

2016年3月に開業する北海道新幹線のイメージソング。北海道庁や函館市からオファーを受けてTAKUROさんが書き下ろしました。2016年1月にリリースされるシングルの収録に先駆けて配信されています。イントロのファンファーレのようなギターから始まり、全盛期のGLAYを彷彿とさせる軽快で親しみやすいロックナンバーです。聴くだけで心は北の大地へ誘われるでしょう。
これまでシングルのタイトル曲はほぼTAKUROさんによるものでしたが、近年では「G4」シリーズに代表されるように、他のメンバーの楽曲も積極的に取り上げられています。これが今後のGLAYにどのような変化をもたらすのか、今後もますます楽しみです。

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