木下嘉人、寺田亜沙子に聞く~新国立劇場「ニューイヤー・バレエ」、ウィールドン「DGV」(日本初演)の新鮮なペアリングに注目
2020年1月11日~13日、新国立劇場バレエ団「ニューイヤー・バレエ」が上演される。今年はジョージ・バランシン振付作品『セレナーデ』、『海賊』と『ライモンダ』のパ・ド・ドゥ、そして2019年に話題を呼んだ『不思議の国のアリス』の振付家、クリストファー・ウィールドンの小品『DGV Danse à Grande Vitesse ©』(以下「DGV」)が日本初演される。今回は「DGV」にキャスティングされ、去る10月の公演『ロメオとジュリエット』でマキューシオを踊った木下嘉人、3人の娼婦の中心として連日3人組を率いて踊った寺田亜沙子に、その見どころについて話を聞いた。(文章中敬称略)