KINGDOM COME(キングダム・カム)初期の名盤3作が、国内盤スペシャル・プライスで再発!
KINGDOM COMEは、ドイツ出身のシンガー、レニー・ウルフ(Lenny Wolf)が中心となって結成され、1988年リリースのデビュー・アルバム「Kingdom Come」がアメリカを始めとする世界中で大ヒットを記録したバンドだ。80年代後半の世界的なHR/HMブームの時代とはいえ、新人バンドがここまでのヒットを飛ばすというのは異例の事だった。LED ZEPPELINからの影響の露骨さが「Led Clone」なる造語まで生み出すほど、彼らの存在はセンセーショナルだったのだ。今になって実際に聴いてみると、LED ZEPPELIN風なのはシングル・ヒットした曲だけで後は全然違うのだが、レニーの歌唱スタイルがロバート・プラントの影響を受けていた事や、当時のバンドが批判的なメディアや他バンドとの対決姿勢を示した事で、今でいう「炎上」ネタを提供していた事で、実態以上に「Led Clone」のイメージが定着してしまった感がある。