45歳、斉藤和義“怒りモード”で制作した15thアルバム『45 STONES』が10月発売
斉藤和義の15作目となるニュー・アルバム『45 STONES』が10月19日にリリースされることが決定し、初回盤に4月に行ったUSTREAMライブ音源が付くことが明らかになった。
2002年に発表した『35 STONES』から10年。45歳となった斉藤和義の最新作のタイトルは『45 STONES』。その内容は3月11日に起こった東日本大震災を受けての斉藤の心情がくっきりと反映された。
1月から3回に分けて行われた制作で、震災と原発事故が起こったのは2度目の制作期間中で、震災から2日後には怒りや危機感を帯びた歌詞の『ウサギとカメ』が作られたという。
4月には被災地への義援金を呼びかけるために毎週金曜日にUSTREAMでチャリティライブを行い、大きな波紋を呼んだが自らのヒット曲『ずっと好きだった』の替え歌が脚光を浴びた。ちなみにアルバムタイトルについては、“怒りモード”で作っていた10年前の『35 STONES』と、今回作ってる感じが似ていたことが呼び水になった。
本作にはその他にも6月22日に先行配信した『雨宿り』や、最新ユニット・MANNISH BOYS(斉藤和義×中村達也)の、相方でもあるドラマーの中村達也と斉藤が作ったラフな音源をベースにセッションから誕生した「オオカミ中年」と「猿の惑星」、更に小泉今日子に提供し2009年公開となった映画『ホノカアボーイ』の主題歌となった「虹が消えるまで」のセルフカバーなどを収録する。