「京都国際写真祭 2017」京都各所で開催 - 荒木経惟、ロバート・メイプルソープらの作品集結
世界屈指の文化都市・京都を舞台に開催される、日本でも数少ない国際的な写真祭「KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭」。国内外の重要作家の貴重な写真作品や写真コレクションを、趣きのある歴史的建造物やモダンな近現代建築の空間に展示する本写真祭も今回で5回目を迎える。
2017年のテーマは「LOVE」。20世紀後半にもっとも影響力のあったアーティストの一人であるロバート・メイプルソープ、最新作「机上の愛」を日本で初めて公開する荒木経惟、約3万6千年前の人類最古の壁画が残ると言われるフランスの世界遺産・ショーヴェ洞窟の作品を発表するラファエル・ダラポルタ、名だたる著名人をシャッターに収め、「ポートレートの巨匠」として知られるアーノルド・ニューマンら、国内外の気鋭のアーティストの新作や貴重なコレクションが、作家ごとに二条城 二の丸御殿台所、両足院(建仁寺内)など京都の各所に展示される。
また、虎屋京都ギャラリーではフランス国立ギメ東洋美術館の古写真コレクションを展示。「Theater of Love」をテーマに日本の婚礼や芸妓を映した作品や手彩色を施した作品が公開される。
また会期中は、数カ所の展覧会を廻る週末ガイドツアーやトークイベント、体験型ワークショップなど来場者向けのイベントはもちろん、インターナショナル・ポートフォリオレビューや、展示作家から写真制作を多角的に学ぶマスタークラスなど、学生・アマチュア・プロに向けた写真にまつわるあらゆるプログラムも用意されている。
本写真祭のゴールデンウィーク特別協同企画として、