ジャズ&ブルース界の国宝ハーレム・ブルース&ジャズ・バンド初来日
「ジャズ&ブルース界の国宝」とも呼ばれ、現役であり伝説のバンド「ハーレム・ブルース&ジャズ・バンド」(HBJB)の初来日が決定した。11月6日(金)に兵庫県のジーベックホールで単独公演、11月7日(土)に東京 淀橋教会で盲目のR&Bシンガー木下航志とタッパー洞至と共に一夜限りのスペシャル・コラボライヴを開催することが明らかとなり、日本のジャズ・ファンの間で話題となっている。
HBJBは、医師でジャズの歴史家&創立者でもあるアルバート・ヴォルマー博士のもとに「夢と希望、そして生きることの楽しさを分かち合うアーテストたち」が集まり、1973年に設立された。平均年齢約80歳という、今活躍するジャズグループでは最高齢で、グループ存続最長も誇るオーケストラだ。長年の活動のなかで広い年齢層のファンから格段の敬意を払われている彼らの功績は「The Last Of The First」という映画が製作され、トライベッカ・フィルム・フェスティバルでも発表されるほどの評価を受けている。バンドメンバーは、1920〜30年代の世界恐慌時代に活力を世に与え、明るい灯を点し続けたデューク・エリントン、ルイアーム・ストロング、キャブ・キャロウェイ、カウント・ベーシー、などのジャズマスターのもとで演奏したオリジナルメンバーだ。「世界の人間国宝」の称号をも与えられるHBJBの初来日の実現、垂涎もののライブとなることは間違いない。