ヴァイオリニスト宮本笑里、デビュー
15周年記念アルバムより「ショパン:
夜想曲第20番嬰ハ短調 遺作」を先行
配信 秋のツアー情報も公開

ヴァイオリニスト宮本笑里がデビュー15周年記念アルバム『classique deux(クラシーク・ドゥ)』を、2022年7月20日(水)に発売する。この度、収録楽曲の「ショパン:夜想曲第20番嬰ハ短調遺作」が先行配信され、秋のツアー情報も発表となった。
「ショパン:夜想曲第20番嬰ハ短調 遺作」は、もともとはピアノ単独で演奏する楽曲。20世紀の大ヴァイオリニスト、ナタン・ミルシテインがヴァイオリンの小品に編曲したのがきっかけで、現在ではヴァイオリンでも広く演奏されており、感傷的で諦観に満ちた美しいメロディーが聴くものの心を惹きつけてやまない佳曲。この楽曲の配信により、3回にわたってリリースされた配信限定先行シングルが全て出揃う形となり、20日の全曲リリースが待たれる。また本日秋のコンサートツアーの情報も公開となった。当ツアーでは、アルバムにゲスト参加している川本嘉子新倉瞳、福川伸陽の3人が日替わりでゲスト出演することになっており、アルバム収録曲の生演奏での再現にも期待が高まる。
2022年7月23日には15周年リサイタルが、今回のアルバム・レコーディング会場にもなったHakuju Hallで行われる。こちらのチケットは発売日に即日完売。響きを熟知したホールで研ぎ澄まされる宮本笑里の15周年の音楽的境地が楽しみだ。また、デビュー15周年を記念して、宮本笑里初のオンライン・イベント開催も告知されている。
今作の先行配信と秋のツアーに関して宮本笑里は「ショパン夜想曲第20番嬰ハ短調遺作。いざヴァイオリンで弾いてみると、納得出来る表現に中々辿り着けず、心が折れかけた日もありました。最終的には、自分らしく歌うことが出来たと思っています。また、今年もツアーが出来る喜びを噛み締めています。アルバムも皆様にとって御守りの様な存在であったら嬉しいですし、コンサートでは音の響き、ここでしか味わえない音楽を一緒に体感しましょう。皆様にお会いできるのをとても楽しみにしています!」とコメントを述べている。

アーティスト