「蒼穹のファフナー BEHIND THE LIN
E」劇場先行上映決定 「EXODUS」以
前を舞台に竜宮島の日常描く

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キービジュアル(c)XEBEC・FAFNER BEHIND PROJECT 「蒼穹のファフナー」シリーズ最新作となるスピンオフアニメ「蒼穹のファフナー BEHIND THE LINE」が、劇場で特別先行上映されることが決定した。上映時期は明らかになっていないが、キービジュアルなどが発表されている。
 小説家の冲方丁氏がシリーズ構成・脚本を務める「蒼穹のファフナー」シリーズは、フェストゥムと呼ばれる謎の敵に対し、ロボット兵器ファフナーのパイロットとなった真壁一騎(CV:石井真)や、親友の皆城総士(喜安浩平)ら少年少女たちが、生命をかけた激闘を繰り広げる物語。「BEHIND THE LINE」では、2010年公開の「HEAVEN AND EARTH」より後、15年放送の「EXODUS」より少し前の時代を舞台に、再開を果たした一騎と総士ら竜宮島の人々が過ごす、何気なくも忘れ難い平和な日々を描く。
 キービジュアルには、シリーズではおなじみの喫茶楽園に、一騎、総士、遠見真矢(松本まりか)、羽佐間カノン(小林沙苗)の4人が集まった様子が描かれている。「EXODUS」以前を描くスピンオフ作品ということで、堂馬広登(佐々木望)や西尾暉(梶裕貴)など、これまでのシリーズ作品で命を落としてしまったキャラクターが登場することも明らかになっている。
 制作スタッフは19~21年に公開された「THE BEYOND」に引き続き、監督を能戸隆、脚本を冲方丁、キャラクターデザインを平井久司、アニメーション制作を Production I.Gが担当。主題歌は、シリーズの全主題歌・挿入歌を手がける「angela」が歌う。
 また「BEHIND THE LINE」の制作を記念し、今秋に「蒼穹のファフナー HEAVEN AND EARTH」リマスター版の特別上映が決定した。「『蒼穹のファフナー』シリーズ究極BOX」にのみ収録されているUHD版を、劇場用に再フォーマットした映像が上映される。上映劇場や日程などの詳細は後日発表。また、19年に期間限定上映された4DX版の再上映も企画中だという。

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