長良グループ主催<夜桜演歌まつり>
開催、藤野とし恵、田川寿美、水森か
おり、氷川きよしら全8組が出演
演歌活性化を目的に、売り上げの一部を開催区に寄付するというチャリティー活動も兼ねて2000年の北区(赤羽会館)からスタート。2019年(4月11日に杉並区の杉並公会堂で)の20回までは毎年、順調に実施されてきたが、新型コロナの影響で20年、21年と2年連続で中止となり、今年が3年ぶりの開催。
出演者は、最年長の藤野とし恵をはじめ、田川寿美、水森かおり、氷川きよし、椎名佐千子、岩佐美咲、はやぶさ、最年少の辰巳ゆうとまで長良グループ所属のアーティスト全8組で、そのうち氷川は、「声帯ポリープ」治療中のため歌唱はできなかったが、久しぶりにファンの前に元気な姿を見せた。
また、水森は「こうしてお客さまが目の前にいてくださるのは、われわれ歌い手にとっては最高のエネルギーになりますので、行われなかった(2年間の)分まで感謝の気持ちを込めてみんなで一生懸命頑張ります」、藤野は「皆さまと一緒にまたこのステージに立たせていただいて、今日はいっぺんに春が来ました」、田川は「1年に一度、桜の花を見ると、一生懸命咲いているんだなという励みになりますし、癒やされますよね。その桜をテーマに『夜桜演歌まつり』がスタートして、大好きな歌仲間とご一緒できることも幸せですし、何よりもこうして来てくださる方がいてくださるのが感激です。本当にようこそお越しくださいました」とあいさつ。
それぞれの代表曲から田川が「楓」、辰巳が「下町純情」、藤野が「女の流転」、水森が「鳴子峡」、はやぶさが「恋のすみだ川」、岩佐が「無人駅」、椎名が「御意見無用の人生だ」を歌唱。そして、今回歌唱ができない氷川に代わり、他の出演者全員で「きよしのズンドコ節」を披露した。
後半は、各アーティストの新曲から田川が「雨あがり」、はやぶさが「サンキュ!ピース feat.辰巳ゆうと」、岩佐が「アキラ」、藤野が「潮鳴り岬」、椎名が「面影みなと」、辰巳が「雪月花」、水森が「九十九里浜」を熱唱。
エンディングは、出演者全員が勢ぞろいし、辰巳は「今日は皆さま、最後までお付き合いいただきありがとうございました」、はやぶさのヤマトは「ありがとうございました」、ヒカルは「お客さまの前で歌わせていただき、逆にエネルギーをいただきました」、岩佐は「皆さまに直接歌を聴いていただくのが、自分にとってすごく幸せなことだなと改めて感じました」、椎名は「今日は幸せいっぱいの時間をありがとうございました」。
そして、全員で「明日はいい日」(オリジナル楽曲で、氷川のアルバム「生々流転」に収録)を合唱し、全17曲のプログラムで最後まで客席を楽しませた。
なお、同演歌まつりは、豊島区と世田谷区の2カ所を残すのみとなった。
(提供:サンニュース)
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