アンセル・エルゴート、渡辺謙との共
演に「光栄」 流りょうな日本語で主
演ドラマ「TOKYO VICE」を紹介
「TOKYO VICE」記者会見の登壇者たち (C)エンタメOVO (1)
WOWOWと米HBO Maxの共同制作オリジナルドラマ「TOKYO VICE」記者会見が6日、東京都内で行われ、出演者のアンセル・エルゴート、渡辺謙、菊地凛子、伊藤英明、笠松将、山下智久が出席した。
物語の舞台は1990年代の東京。日本の大手新聞社に就職したアメリカ人青年ジェイク(エルゴート)は、特ダネを追い掛けるうちに、新聞記者として危険な闇社会へと入り込んでいく。ジェイクと組んで危険な場所に踏み込む敏腕刑事・片桐を渡辺、裏社会とつながりのある宮本刑事を伊藤が演じる。
エルゴートは、冒頭から流ちょうな日本語で、各キャストの役どころを紹介。日本人キャストとの共演についても、「とっても良かったです。渡辺謙さんはレジェンド。一緒に仕事ができてとても光栄でした。私が初めて見た謙さんの映画は『インセプション』。そのとき謙さんの表情と声の素晴らしさに感動しました。『硫黄島からの手紙』も感動的で…」と話が止まらない。
すかさず、渡辺が「この作品の話をしようよ」と促したが、エルゴートは「『明日の記憶』も…」と、なおも渡辺の出演作品を並べて笑いを誘った。
さらに、エルゴートは「英明さんともとっても馬が合いました。実は新年にふるさとに招いていただき、毎日一緒に温泉に入って…」と、エピソードを披露。
伊藤は「アンセルさんは、いつもこうしてキャストに寄り添い現場を盛り上げて、引っ張ってくれるんです。アンセルさんの流ちょうな日本語を聞いていると、浮ついて何を言っているか分からないあいさつをした自分が情けなくなります」と苦笑した。
カリスマホストのアキラを演じた山下は「カリスマホストというか、“クソホスト役”をやらせていただきました」と笑わせながら、「刑事とやくざ、新聞記者の話ですが、自分も一つのスパイスとなれるよう、一生懸命エネルギーを注入させていただきました」と語った。
ドラマは4月7日、WOWOWオンデマンドで日米同時配信。4月24日、WOWOW独占放送スタート。
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