A.B.C-Z橋本良亮、井上ひさしが小説
家デビューした記念碑的作品に挑む 
音楽劇『ブンとフン』の上演が決定

NHKで1925年から放送し続けているラジオドラマを元にした、朗読音楽劇の第一弾 NHKラジオドラマ よみステージ 音楽劇『ブンとフン』が、2021年8月25日(水)~9月2日(木)東京・よみうり大手町ホール、9月11日(土)・12日(日)大阪・サンケイホールブリーゼにて上演されることが決定した。
コロナ禍でも多くの方が体感し、楽しめるエンターテインメントを目指し企画された本企画の第一弾は、井上ひさしの小説家デビュー作となった記念碑的作品「ブンとフン」。井上がNHKラジオのために書き下ろしたのち、書籍化もされた伝説の作品が、今回、脚本・演出を手掛けるG2により、NHKラジオドラマ版と小説版を合わせ、令和版として甦る。
G2
本作の主演には、A.B.C-Zの橋本良亮が決定。
橋本良亮
売れない小説家のフン役を演じる橋本は、今作の出演にあたり「1969年に産声を上げた『ブンとフン』を半世紀を超えて、私自身が表現出来ると聞いた時は高揚感を覚えました。井上ひさしさんが作り上げたものに黒柳徹子さんが魂を込めて表現された作品。井上さんのユニークな作品を数々世に出されたルーツをG2さんの演出で早く皆様にお届けしたい気持ちでいっぱいです。ぜひ、この世界観を味わって頂けたら嬉しいです」と意気込みを語った。
また、当時黒柳徹子が演じ、大きな話題を呼んだブン役には、ドラマや映画の出演が続く浅川梨奈が決定。
浅川梨奈
浅川は「朗読と音楽とが合わさった、初めての挑戦にとてもワクワクしています。本を読ませて頂きましたがとても面白い作品だと感じたので見てくださる皆様の心に届く音楽劇をお届けできたらと思います」とコメント。
そのほか、大高洋夫、松永玲子、林田一高、鹿野真央、そして、升 毅ら実力派俳優が脇を固める。
大高洋夫
松永玲子
林田一高
鹿野真央
升 毅
脚本・演出のG2は、「まさかこんな形で井上ひさし作品と関わるとは夢にも。今回はラジオドラマ版をベースに小説版や戯曲版を取り入れ、新鮮な息吹を吹き込んで令和の時代に甦らせます。声と音だけの制約を逆に利用して、皆さまを爆笑の渦と不思議な「愛」の世界に誘います 」と今回の狙いを語った。
音楽・演奏は、数多くの舞台音楽を手掛けるかみむら周平が担い、オリジナル楽曲で作品を彩る。
かみむら周平
小説家フンが書いたキャラクターのブンが現実に現れ、ナレーターが物語に参加したり、歌の場面がふんだんに盛り込まれたりと、当時としてはラジオドラマの枠をぶち壊す破格な作品として語られる本作。令和版ではさらに、オリジナル楽曲による歌唱も予定。疾走感あふれる奇跡のコラボレーションが実現する。
【あらすじ】
フンは小さなアパートに住む売れない小説家。とある日、彼の書いた小説「ブン」が電子書籍で出版され、
突発的にヒット。 その主人公ブンを「どんなことも可能にする泥棒」として描いてしまったため、
ブンは電子書籍のデータの中から飛び出て、世界中のありとあらゆるものを「盗み」始める。
世界を巻き込み大騒動を起こすブンとフンの運命やいかに……?!

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