結成30年のイデビアン・クルーが新作
『義務』を上演

NODA・MAPやこまつ座、さらには松尾スズキ『フリムンシスターズ』など、数々の人気舞台の振付でおなじみ井手茂太の主宰するダンス・カンパニーといえば、そう、イデビアン・クルーである。彼らが2021年3月12日(金)~14日(日)、世田谷パブリックシアターにおいて新作『義務』を上演する(4月9日には北九州公演もあり)。振付・演出は井手茂太、ダムタイム等にも参加してきた原摩利彦が音楽を全編書き下ろしする。
原摩利彦(音楽)
群舞新作としては2年半ぶり。カンパニー初期から公演を行なってきている馴染み深い会場、世田谷パブリックシアターを舞台に、井手の振付を存分に発揮できるメンバーで臨む。
今回のチラシ裏面に掲載されているのが次の印象的な文章。
義務
動けない私がいる
できない私はなぜ
探る私はどこ
この謎めく言葉と、『義務』というタイトルに込められた意味は何か。その答えは、当然、作品そのものの中にあるだろう。
2017年『 肩書ジャンクション 』( C ) 青木司
井手茂太を中心として1991年に結成されたイデビアン・クルー。これまでの30年間に及ぶ軌跡をふまえつつ、新たな幕開けを意識して一歩踏み出す作品となることが期待される。
井手茂太 (c)MIna_OGATA

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