京都を拠点に活動する劇団三毛猫座が
朗読公演『くじらの昇る海底』を上演
京都を拠点として2015年から活動している劇団三毛猫座が、2021年3月27日(土)~ 28日(日)京都市のMEDIA SHOP gallery 2にて、朗読公演『くじらの昇る海底』を上演する。
劇団三毛猫座は、演劇、朗読劇、オペラ、ミュージカル、パフォーマンスなど、様々なジャンルの舞台作品を製作、演出を行うnecoを中心に京都市立芸術大学の学生で旗揚げ。2015年に活動を開始し、現在の劇団員は全員女性で京都を中心に活動中だ。
2018年三毛猫座本公演『アンドロイドは毒をも喰らう』より。 2021年8月に再演予定
抽象的・装飾的な舞台美術の中で、多量の言葉を用いる”聞く舞台”を作り上げ、演劇作品だけでなく、朗読劇や、詩的テキストを用いたパフォーマンス作品も発表。また、「招猫企画」と銘打ち、舞台芸術以外のアーティストとのコラボレーションも積極的に行い、言語表現と他ジャンルとの融合による、舞台芸術の可能性を探ることを目指している。
本公演は、本公演は文化庁『令和2年度文化芸術活動の継続支援事業』の支援により製作されたもので、所属劇団員、大塚啓、柴田奈緒、宮本結妃、もりたまゆこ(声の出演)のほか、客演として、つちはしゆう奈、久保田瑞樹、打楽器演奏の中山美輝が出演する。
朗読公演『くじらの昇る海底』詳細
『鯨骨生物群集』…深海において沈降した鯨の死骸を中心に形成される生物群集のこと。
死者へ、思いを寄せるとき。
私たちは私の理想を介さず、死者へ寄り添うことはできるのか。
死者を再生しようとする者。
死者に暴かれようとする者。
自らが死者であったかもしれない者。
彼女たちを、深海に沈む鯨は静かに俯瞰する。
自らのエゴイズムと真実の間で揺れる、3本のオムニバス朗読劇。
新たな脚本家を迎えての新作公演。
死者へ、思いを寄せるとき。
私たちは私の理想を介さず、死者へ寄り添うことはできるのか。
死者を再生しようとする者。
死者に暴かれようとする者。
自らが死者であったかもしれない者。
彼女たちを、深海に沈む鯨は静かに俯瞰する。
自らのエゴイズムと真実の間で揺れる、3本のオムニバス朗読劇。
新たな脚本家を迎えての新作公演。
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