カナダ人落語家の桂三輝、第10回オフ
ブロードウェイアライアンスアワード
へノミネート

カナダ人落語家の桂三輝(かつらさんしゃいん)が、第10回ブロードウェイアライアンスオフアワード(10th Annual OBA Awards)へノミネートされた。このアワードはトニー賞のオフブロードウェイ版であり、7つあるカテゴリーのうち「Best Unique Theatrical Eperience」にて、オブブロードウェイの61劇場で披露されている候補作品100作品以上の中から三輝の落語がノミネートされたことになる。
三輝は、2008年9月に六代桂文枝(当時桂三枝)の元に弟子入りし、上方落語界初、戦後日本初外国人落語家として話題となった。2019年9月からアメリカNYにある「ニューワールドステージ」(キャパ350)にて、週2回公演を実施。最初は3カ月の公演予定だったが、話題を呼び、公演を延長して2020年9月いっぱいまでの公演が決定した。(現在は休演中)歴史あるオフブロードウェイでの落語のロングラン公演は史上初となっている。
三輝がノミネートされたカテゴリーには4作品がノミネートされており、受賞者は5月19日(火)の午前11時にOBAのFacebookページにてライブ発表される。日付と場所は未定だが、この秋に授賞式が行われる予定だ。
桂三輝コメント
ブロードウェイで落語を披露するのは6年前からのプロジェクトで、ロングラン公演だけでも夢、想像以上の結果でした。まさかアワードにノミネートされるとは、落語がここまで認められたというのは限りなく嬉しいです。
桂三輝 演目詳細
「生まれ変わり」(創作、師匠・文枝作)「ちりとてちん」「死神」「寿限無」「味噌豆丁稚」
「動物園」「桃太郎」「読書の時間」(創作、師匠・文枝作)「風呂敷」「手紙」「宿題」(創作、師匠・文枝作)

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