全米アルバム・チャート、ヤング・サ
グのファーストが初登場1位

今週の全米アルバム・チャート(Billboard 200)は、ラッパー、ヤング・サグの初のスタジオ・アルバム『So Much Fun』が初登場で1位に輝いた。ヤング・サグはこれまでにミックステープ、EPを多数リリースしてきたが、全米1位に輝くのはこれが初めて。いままでは、フューチャーとのコラボ・ミックステープ『Super Slimey』(2017年)の2位が最高だった。サグは早くも年内、2枚目のスタジオ・アルバム『Punk』のリリースも予定しているという。
2位には、ライオネル・リッチーのライブ・アルバム『Hello From Las Vegas』がチャート・イン。ツアー・チケットの償還オファーを付随したのがセールスを伸ばした要因の1つだったようだ。

今週はトップ3が初登場のアルバムで占められ、3位には、ミーゴス、Lil Baby、Lil YachtyなどQuality Control Music(レコード会社)所属のアーティストによるコラボレーション・アルバム『Quality Control: Control the Streets, Volume 2』が入った。

今週新たにトップ10入りしたのは、この3枚のみだったが、カミラ・カベロとのコラボ・シングル「Señorita」が好調なショーン・メンデスのセルフ・タイトルのアルバム(2018年5月リリース/最高位1位)が、先週の11位から1ランク・アップし10位に再エントリーしている。

Ako Suzuki

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