ヒグチアイ、新アルバム『日々凛々』
収録曲「永遠」のMV公開

シンガーソングライターのヒグチアイが「永遠」のMVを公開した。
この楽曲は6月20日にリリースしたセカンドフルアルバム『日々凛々』に収録されている楽曲で、「永遠とは時間の概念ではなく、感情の概念なんだ」という事を、女性の人生の物語になぞらえて描かれている。また本人曰くヒグチアイ史上最もピアノが難解な曲とのこと。
今回のMVは、これまでのヒグチアイのイメージとは一変して、薄暗いバーで佇む大人の女性の顔を覘かせつつ、指先から繰り出される印象的なピアノリフが強調された、クールな1カットムービーとなっている。
新作『日々凛々』を携え、来週からは東京・大阪で「ヒグチアイ band one-man live 2018」と冠したフルバンド編成でのワンマンライブも開催。
大阪は7月16日(月・祝)、心斎橋Music Club JANUS、東京は7月21日(土)下北沢GARDEN。
バンドメンバーには、ドラムは伊藤大地氏、ベースは今作収録の「わたしはわたしのためのわたしでありたい」「玉ねぎ」などのアレンジャーでもある御供信弘氏、ギターはヒグチの実妹であり、のんシガレッツやコレサワなど、数多くバンドにひっぱりだこの若手ホープひぐちけい氏を迎えた。最強の布陣との二夜限りの貴重なワンマンとなる。
■ヒグチアイ コメント
永遠、という言葉は時間の名称ではなく感情の名称だと思った日があった。それは明確に。中学生のときだった。
永遠に一緒にいよう、という言葉は、好きだと思う最上級の言葉だった。
去っていった男に、永遠に一緒にいようって言ったじゃない!!と責められるほどその人の言葉をそのまま信じていたわけではなかった。それだけのことをわたしに想う気持ちがあったのなら許してやろうじゃないかと。(そんなに寛大な気持ちではなかったが)
今でもキラキラし続けているものはなくしたものだけ。思い出の中だけ。
どんなに大切な宝物でも、そばにあればくすんでいくもの。