宮野真守、茅原実里ら出演「ノブナガ
・ザ・フール」第1回公演レポ

ノブナガ・ザ・フール第1回公演「act.1~乱の胎動~」より

河森正治総監督による多次元プロジェクト“The Fool”第1回作品「ノブナガ・ザ・フール」の第1回公演「act.1~乱の胎動~」が、2013年12月8日(日)東京都港区のNew Pier Hallにて開催された。
そこで今回は、総監督に日本を代表するアニメーション監督・ビジョンクリエーターの河森正治、キャラクターデザインには人気イラストレーターのカズキヨネ、テーマ曲・主題歌の作曲を数々の大ヒットテレビドラマ、映画作品のサウンドトラックを手がけてきた吉俣良、そして宮野真守櫻井孝宏、梶裕貴、茅原実里ら人気声優が登場し、2回の公演合わせて約1,400人のファンを熱狂させたという同舞台のレポートをお届けする。

なお、「ノブナガ・ザ・フール」第2回公演が、2014年4月6日(日)TOKYO DOME CITY HALLにて開催されることが明らかに。チケット先行予約は2014年1月を予定しているそうなので、続報が気になる人は公式サイト(http://the-fool-project.jp/)のチェックをお忘れなく。

また、2014年1月5日より放送開始となるTVアニメ「ノブナガ・ザ・フール」のOPテーマが、TVアニメでは“イチヒメ”役を演じる茅原実里の「FOOL THE WORLD」に決定。同曲は、初回限定盤、通常盤、アニメ盤の3タイプで、2014年2月26日にシングルリリースとなる。現在、アニメの公式サイト(http://www.nobunaga.tv/)では、「FOOL THE WORLD」を使用したPVが公開されている。

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■【舞台レポート】ノブナガ・ザ・フール第1回公演「act.1~乱の胎動~」

東洋と西洋の歴史が融合された新しい人間ドラマ、今までに見たことのない戦いを描く戦国SF作品である本公演は、象徴的なシーンやメインキャラクターの表情などのイラストや映像をスクリーンに投影しながら、声優がセリフを読み、それに合わせてライヴアクターが演技をするという新感覚ライヴエンターテイメントショー。1月からスタートするTVアニメ「ノブナガ・ザ・フール」の序章という位置づけで上演された、たった2回しか観るチャンスの無い非常に貴重な機会となった。

開演時間を迎えると、まずステージに姿を見せたのは吉俣良。静まり返る会場に美しく幻想的なピアノを奏で、序盤から、これから始まる物語の壮大さを印象付けた。

生演奏が終了し、ダ・ヴィンチ役の杉田智和によるナレーションが流れると、会場内が沸き上がり、ボルテージは早くも全開に。続いてアケチ・ミツヒデ役の櫻井孝宏、トヨトミ・ヒデヨシ役の梶裕貴、イチヒメ役の茅原実里、オダ・ノブナガ役の宮野真守が次々にライヴアクターと共に現れ、舞台の序盤から会場内は興奮の渦に巻き込まれた。

シリアスなストーリーで進んでいく中、これが初日とは思えないほど慣れた様子で、宮野真守がユーモア全開のアドリブで演技する場面では、その度に会場内から大きな笑い声が響き渡った。また、物語の要所要所には、出演者オーディションの合格者であるチャチャ役 奈波果林、ハツ役 梅村結衣、ゴウ役 高橋紗妃が天真爛漫なキャラクターで現れ、堂々たる演技や歌で会場内を和ませた。

最後は出演者全員がステージに集合し、観客への挨拶が終了すると、興奮冷めやらぬ中、2014年4月6日(日)TOKYO DOME CITY HALLにて第2回公演が決定したことが伝えられた。引き続き出演する宮野真守、櫻井孝宏、梶裕貴、茅原実里、奈波果林、梅村結衣、高橋紗妃のほかに、日笠陽子(ジャンヌ)、杉田智和(ダ・ヴィンチ)、そして中村悠一(カエサル)の名前が追加出演者として発表されると、歓声と悲鳴が入り混じり、次回作およびアニメ作品への期待感を感じさせるエンディングとなった。


(C)河森正治・サテライト/ALC/GP


関連リンク:

多次元プロジェクト“The Fool” 第1回作品「ノブナガ・ザ・フール」
http://the-fool-project.jp/

TVアニメ『ノブナガ・ザ・フール』公式サイト
http://www.nobunaga.tv/