96猫、ピューロランドで初バーチャル
ライブを開催 ぐでたまと念願のコラ

96猫が5月4日(金)、サンリオピューロランド・エンターテイメントホールにて、キャリア初となるバーチャルライブを開催した。
SNS上に「ぐでたまテーマソングを歌ってみた」をアップするなど、サンリオのキャラクター・ぐでたま好きを公言し、ぐでたまの誕生5周年を記念したキャンペーンソング「フィロソフィーエッグ」の歌唱も担当した96猫。この日のステージは2部構成で各10曲ずつを披露し、ぐでたまとの夢の共演も実現した。
96猫×ぐでたま (c)2013, 2018 SANRIO CO., LTD.
96猫×ぐでたま (c)2013, 2018 SANRIO CO., LTD.
ステージ上に設置されたスクリーンに光が集まり、96猫を模した女性のCGキャラクターが映し出されると、会場からは驚きに似た歓声が上がった。96猫の“初バーチャルライブ”は、彼女がかつてニコニコ動画の「歌ってみた」にアップして人気を博した、アグレッシヴなナンバー「Cyclone」で幕を開けた。
バーチャルといえども、スクリーンの後ろには特殊なスーツを身につけた96猫自身がおり、モーションキャプチャーによって、動きはシンクロ。生歌はもちろんのこと、ステージ上を右に左に動き回り、手を降ったり、笑顔を見せたり、ウィンクまでして見せてくれた。
96猫×ぐでたま (c)2013, 2018 SANRIO CO., LTD.
96猫×ぐでたま (c)2013, 2018 SANRIO CO., LTD.
2曲を歌い終えた彼女は「とうとう来ちゃったよ、二次元に。二次元、サイコー!」と声をあげ、「生身が見れなくてさみしいという人もいるかもしれないけど、これはこれで楽しんで」とあいさつ。そして、奥華子との共作によるバラッド「MOTHER」など、オリジナル曲を3曲続けてパフォーマンスした後、スペシャルゲストとしてぐでたまが登場。「かったるいよ」「めんどくさいな」「疲れたよ。じゃあ、さよなら」とステージに出た途端に帰ろうとするぐでたまをなんとか引き止め、ヒャダインがプロデュースし、ぐでたまが作詞を手がけたテーマソング「フィロソフィーエッグ」をふたりで披露し、大きな拍手を浴びた。
そして再び、バーチャルライブを開催することになったことに触れ「ヴァーチャルライブをやることになって、生身じゃないと嫌だっていう人もいるだろうなと思って。ヴァーチャルでいくべきか、生でいくべきか迷ったけど、両方、やっていきます。生でもちゃんとやるし、新しい方向性の1つとして、バーチャルライブを始めたと捉えてください」とコメント。最後に、ファンやスタッフへの感謝の気持ちを込めたバラード「Thank You」を熱唱し、ステージは大合唱で締めくくられた。
96猫×ぐでたま (c)2013, 2018 SANRIO CO., LTD.
96猫×ぐでたま (c)2013, 2018 SANRIO CO., LTD.
また、この日はアンコールの代わりに、写真&ムービー撮影会を実施。顔出しをしていない96猫にとっては、CGキャラクターだからこそできた貴重な時間となった。そして、彼女が「じゃあね。バイバイ」と手を振って後ろを向き、スクリーンの向こうに消えていった。
96猫×ぐでたま (c)2013, 2018 SANRIO CO., LTD.
■2018年5月4日(金・祝)
96猫バーチャルライブ ゼロ
サンリオピューロランド エンターテイメントホール
1. Cyclone
2. 恋愛フィロソフィア(1部)/ネトゲ廃人シュプレヒコール(2部)
3. Shooting Star(1部)/Crimson Stain(2部)
4. シャッターを切る(1部)/独り言(2部)
5. MOTHER
6. フィロソフィーエッグ
7. 嘘の火花
8. こちら、幸福安心委員会です。
9. ギガンティックOTN
10. Thank You