デヴィッド・ボウイが魔法のような1
0分間の新リミックスを公開

デヴィッド・ボウイ

デヴィッド・ボウイの新曲「ラヴ・イズ・ロスト(HELLO STEVE REICH MIX BY JAMES MURPHY FOR THE DFA)」が公開された。
同曲は15カ国で1位を獲得した最新アルバム『ザ・ネクスト・デイ』の収録曲で、LCDサウンドシステムのジェイムス・マーフィーにより10分にも及ぶ新リミックスが施され、アートワークのデザインはアルバムと同じくがジョナサン・バーンブックが担当した。

トラックは、ボウイのカムバックを賞賛するかのような長い拍手から始まり、拍手が徐々にビートを刻むようになり、うねるようなシンセの音と、ボウイのヴォーカルが一つ一つ加わっていく。ピアノの音や畳みかけるようなリバーブも加わり、後半からはダンストラックに様変わり。ボウイのキャリアの中の様々な時代を表現するかのごとく、時の流れを感じさせる魔法のようなトラックとなっている。映像ではアルバムのアートワークが刻々と表情を変えていく。

同曲は、11月に発売される『ザ・ネクスト・デイ・エキストラ』にも収録されている。『ザ・ネクスト・デイ・エキストラ』には、前作に収録されていた14曲に加えて、4曲の完全未発表新曲、2曲の新リミックス、そしてミュージック・ビデオ4曲を収めたDVDが新たに収録した、2CD+1DVDの3枚組でリリース。新曲と最新リミックスをバンドルした7曲入りの『ザ・ネクスト・デイEP』もデジタル配信限定で発売される。

「ラヴ・イズ・ロスト(HELLO STEVE REICH MIX BY JAMES MURPHY FOR THE DFA)」

海外レビュー一覧

「Rolling Stone」
痛快なパーカッションと神経質シンセで幕が開け、炎のように徐々に燃えていく。折り返し地点からは、どっしりとしたダンス・グル―ヴを持つトラックへと一気に展開されていく。

「STEREOGUM」
マーフィーは、この10分のリミックスを担うのにぴったりすぎる人物であり、この新たな「ラヴ・イズ・ロスト」は、ボウイのキャリアの中の様々な時代を表現するような、不規則でそわそわさせるシンセのサウンドスケープを持った曲となっている。

「LOS ANGLES TIMES」
10分間にわたる、頭をふらずにはいられない悦びの時間…この10分間は、「epic(偉大)」と表現されるのには十分すぎるほど、濃く充実している。

「SPIN」
これは10分にわたる、前衛的な地球外のディスコである。PRETTY MUCH AMAZING…ジェイムス・マーフィーはボウイという自身のヒーローのリミックスを担当できるのが嬉しすぎて、思わず盛大な拍手から曲を始めたのだろう。そしてその拍手が骨太なバックビートへと展開され、10分間の重厚なトラックとなっていく。

アルバム『ザ・ネクスト・デイ・エクストラ』

2013年11月発売予定
※2CD+1DVD

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