ドリカムが初の「パナソニック」企業
CMソングを生演奏

パナソニックソング「SEEDS OF TOMORROW」を披露したDREAMS COME TRUEの中村正人

10月1日(水)に社名変更し生まれ変わった「パナソニック」が届けるイベント『Panasonic Dream Live』が六本木ヒルズで開催された。パナソニックの新しいイメージソング「SEEDS OF TOMORROW」を担当したDREAMS COME TRUEの中村正人も駆けつけ、大勢の観客の中、真新しいパナソニックソングのミュージックビデオ初お披露目や、トークセッション、コメント動画の上映などが行われた。

中村正人は、アナウンサー久保純子との息のあったトークセッションの中で、実は家電マニアであること、エコ活動を行っていることなどを告白。意外な一面を見せながら、お得意のトークで会場を笑いで包んだ後、ドリカムがエグゼクティブプロデューサーを務めるレーベル、<DCT records>からとびっきりの個性豊かなアーティスト3組が登場し、それぞれミニライヴを行った。
オープニングはNAOMI YOSHIMURA率いる5人組グループ・TERNIVAL SENSE。6月にリリースしたデビュー・ミニアルバム「SHINING」が、タワーレコードのウィークリーチャート1位、有線インディーズチャート1位をマークした話題のグループの勢い良く弾け飛んだサウンドで、一気に会場のボルテージはぐっと上昇。印象的でPOPなメロディと、力強く伸びやかな歌声、心揺さぶるラップフロウ。体を揺らすビートにあわせて会場からは手拍子が起き、元気が出るようなパワフルでハッピーなパフォーマンスで会場を温めた。

2番目のアーティストは、「こんにちわー。GATZです!!」とわかりやすく大きな声で登場したシンガーソングライター・GATZ。ギターを片手に、この夏に書いたというラヴソングを披露した。日本人離れしたソウルフルでファンキーな歌声と奏でる包容力満点の彼の音楽は、優しく心に染み込んでいくようだった。

続いて登場したのは、昨年デビューした女性シンガー・LOVE。その圧倒的な存在感と瑞々しい感性で多くのリスナーに衝撃を与えた彼女だが、ユニークな関西弁のMCとキャラクターで観客を笑わせる一面も。まっすぐなまなざしと満面の笑みでかき鳴らすギター、観客を奮い立たせるようなパワフルなステージは、印象的な歌詞と相まってそこにいた人々の心に彼女の音楽とメッセージを響かせた。そんな彼女は、11月5日(水)にニューシングル「素晴らしき日々」をリリース。そして、11月15日(土)からは、ドリカムも出演するイベント『WINTER FANTASIA 2008 〜 DCTgarden ”THE LIVE!!!”』への出演が決定している。

そしてエンディングを締めくくったのは、ライヴを披露した全メンバーと、ドリカム・中村、そしてコーラスや楽器部隊、総勢30名以上で奏でる生演奏のパナソニックソング「SEEDS OF TOMORROW」。会場に来ることができなかった吉田美和の代わりにGATZとLOVEがボーカルを務めた。分厚く楽器陣と幾重にも重なったコーラス、ドリカム・中村のベース。そして、それぞれの力強い個性がひとつになり、エネルギー溢れるステージで辺りは感動に包まれ、曲が終わってからもいつまでも拍手と喝采が鳴り止まない最高のエンディングとなった。

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