【ももいろクローバーZ
ライヴレポート】
『ももいろクローバーZ
2018 OPENING 〜新しい青空へ〜』
2018年1月21日
at 幕張メッセ9〜11ホール

2018年1月21日 at 幕張メッセ9〜11ホール

 ももいろクローバーZが1月21日、千葉・幕張メッセ国際展示場 9~11ホールでワンマンライヴ『ももいろクローバーZ 2018 OPENING ~新しい青空へ~』を行なった。この日をもって、メンバーの有安杏果が卒業。5月23日の東京ドーム公演もサプライズ発表され、ももクロは4人体制で新たな一歩を踏み出したーー。

 ももクロのグリーン担当として、小さい身体から発するパワフルな歌とダンスでグループを牽引してきた有安杏果。彼女の衝撃の卒業発表からわずか1週間で開催された5人体制でのラストのライヴは、「Z伝説~終わりなき革命~」からスタート。インディーズ時代の「未来へススメ!」、有安がメインを歌う「ゴリラパンチ」などを披露すると、超満員約3万人の凄まじい大歓声がうねりをあげる。トロッコに乗って移動しながら「ツヨクツヨク」などをモノノフ(ファンの呼称)の真近で歌い、ステージに戻って「BLAST!」を投下。必殺の「行くぜっ!怪盗少女」での盛り上がりは強烈すぎる熱さとなり、「走れ! -Z ver.-」ではメンバーと観客の気持ちが一体となったかような、ペンライトの美しい波がフロアーを埋め尽くす。

 ライヴが終わりに近づくと、4人それぞれから有安へメッセージが贈られる。涙交じりの言葉にモノノフも涙。さらに4人からのサプライズで有安へ歌のプレゼント。前向きな想いと感謝の綴られた「新しい青空へ」というナンバーが贈られた。嬉しさの笑顔を見せる有安は“幸せなアイドル生活8年間をほんとにありがとうございました!”と語りステージを降りた。

 ここから4人のももクロが始まる…というタイミングで松崎しげるが登場し、「愛のメモリー」を歌いながら、ももクロ10周年記念ライヴ、5月23日の東京ドーム公演をサプライズ発表! そして、歓喜の4人は「あの空へ向かって」を披露。モノノフたちの“世界のももクロ、ナンバーワン!”コールが響き渡り、ももクロの新たな門出を祝うようにライヴは幕を閉じたのだった。

撮影:キングレコード / EVIL LINE RECORDS/取材:土屋恵介



セットリスト

  1. 1.Z伝説〜終わりなき革命〜 2.未来へススメ!
  2. 3.ゴリラパンチ
  3. 4.仮想ディストピア
  4. 5.白い風
  5. 6.行く春来る春
  6. 7.ツヨクツヨク
  7. 8.words of the mind 〜brandnew journey〜
  8. 9.BLAST!
  9. 10.DECORATION
  10. 11.行くぜっ!怪盗少女
  11. 12.灰とダイヤモンド
  12. 13.走れ! -Z ver.-
  13. 14.モノクロデッサン
  14. 15.新しい青空へ
  15. 16.あの空へ向かって

ももいろクローバーZ

モモイロクローバーゼット:スターダストプロモーションに所属する百田夏菜子、玉井詩織、佐々木彩夏、高城れにの4人によるガールズユニット。次世代の新人プロジェクトとして08年春に結成。グループ名は「ピュアな女の子が、幸せを運びたい」という意味を込めて「ももいろクローバー」と命名された。

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