大原櫻子、フリーライブで
アカペラ歌唱を披露

11月23日@ヴィーナスフォート2F教会広場

11月22日(水)に、作詞・作曲が水野良樹(いきものがかり)で、失恋バラードとして話題のニューシングル「さよなら」を発売した大原櫻子が、お台場にあるヴィーナスフォート2F教会広場で発売を記念したフリーライブを開催した。このフリーライブは23日(祝・木)での名古屋と大阪での開催に続く形で行われ、東京は初めてのヴィーナスフォート2F教会広場でのイベント開催となった。

この会場が選ばれた理由はニューシングル「さよなら」を披露するスタイルの為だったという。今回のニューシングルには初回限定盤に「さよなら」のミュージックビデオが収録されている。このミュージックビデオはフルバージョンでは冒頭と後半の2箇所でリアルアカペラ歌唱のシーンがあり、発売前にGYAO!のみで冒頭アカペラ部分のみ公開されファンの間で評判となっていた。そのミュージックビデオバージョンでの披露を行う為に、アカペラの響きを活かせる半ドーム状となっている教会広場が選ばれたとの事。

イベントは早朝より熱心なファンが入場整理券を求め、スタート時には観覧エリアは収容ギリギリの1,000名が集まっていた。イベントスタートコールと共に本人が教会広場中央の扉より現れると、会場のファンの大きな声援が半円ドーム会場に響き渡る。ファンへ一礼をする際にマイクスタンドに頭をぶつける愛嬌がありつつ、会場の奥まで見えるお客さんに驚く本人。過去のフリーライブと違って冒頭にお客さんとの、ちょっとしたやり取りが行われ、暖かい雰囲気の中ライブはスタートした。

1曲目は代名詞ともいえるデビューナンバー「明日も」で勢いよくスタート。「何時からいらしてるんですか?」「始発!」「寝てない!」「え!!そんなに早く!」と曲間にもお客さんとの掛け合いでほっこりムード。2曲目は本人も作詞に参加したニューシングルにカップリング収録の「everyday」でこのフリーライブが初披露。曲調も相まって更に会場は暖かいムードに包まれた。そして、3曲目にニューシングル「さよなら」。このフリーライブでは評判となっているミュージックと同じ、冒頭のサビ部分をアカペラで歌い始めるスタート。半円ドーム状の会場がアカペラ歌声をより響かせ、お客さんはじっくりと歌声に聴き入る。このアカペラ始まりでピアノとカホンの音が加わる本編のぐっとくる感じがより強く。後半にも一番盛り上がるサビの直前でもアカペラ歌唱を交えつつ、素晴らしい歌唱で曲を締めくくった。まさにこの「さよなら」のスペシャルな歌唱の為に行われたと言えるイベントだった。このアカペラ歌唱を生で観る機会は今後予定ないが、初回限定盤「A」に収録のミュージックビデオでは観る事ができるので、ぜひ堪能して欲しい。

photo by 田中聖太郎

【セットリスト】
1.明日も
2.everyday
3.さよなら(ミュージックビデオ・バージョン)

シングル「さよなら」 発売中

  • 【初回限定盤A】(CD+DVD)
    VIZL-1286/¥1,500+税
    <収録曲>
    ■CD
    1.さよなら
    2.everyday
    3.Paper Plane
    ■DVD
    さよなら Music Video

  • 【初回限定盤B】(CD+DVD)
    VIZL-1287/¥1,500+税
    <収録曲>
    ■CD
    1.さよなら
    2.everyday
    3.Paper Plane
    ■DVD
    Making of さよなら

  • 【通常盤】(CD)
    VICL-37344/¥1,200+税
    <収録曲>
    1.さよなら
    2.everyday
    3.Paper Plane

アーティスト