「ピアノの森」TVアニメ化決定!作中
の楽曲を演奏する若きピアニストを一
般公募

(c)一色まこと/講談社 「ヤングマガジンアッパーズ」で1998年に連載を開始し、2015年に「モーニング」(いずれも講談社刊)で完結した、一色まこと氏のクラシック音楽漫画「ピアノの森」のテレビアニメ化が決定した。2018年4月からNHK総合で放送される。
 同作は、森に捨てられたピアノをおもちゃ代わりにして育った少年・一ノ瀬海(カイ)が、かつて天才ピアニストと呼ばれたものの、事故によって引退した音楽教師・阿字野壮介や、偉大なピアニストの父を持つ転校生・雨宮修平、カイの演奏に魅せられる少女・丸山誉子らとの出会いの中で、次第にその才能を開花させていき、やがてショパン・コンクールに挑戦していく姿を、少年期から青年期までを通じて描く物語。原作コミックスは全26巻(各500円)で、文庫版全18巻(各780円)も発売されている(価格はいずれも税抜き)。また、07年にはアニメーション制作・マッドハウス、主演・上戸彩で劇場用アニメ化も果たしている。
 今回のテレビアニメ化では、カイが阿字野や修平、誉子らが出会う子ども時代のピアノ演奏で使う楽曲を演奏するピアニストを、一般から公募する。6歳から15歳までのピアニストまたはピアニストを志すピアノ経験者を対象としたオーディションでの課題曲は、モーツァルトの「ピアノソナタ第2番」(全楽章)が必須で、そのほかにショパンの「子犬のワルツ」、ショパンの「華麗なる大円舞曲」のどちらかとなっている。書類審査エントリーは11月22日まで、日本コロムビアのオーディションサイト(http://columbia.jp/pianonomoriaudition/)で受け付け中。書類審査を通過し、12月上旬に開催されるスタジオでの最終審査を合格すると、12月中に行われるレコーディングを経て、作中で演奏音源が披露されるほか、番組のエンディングクレジットに名前が掲載される。

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