アイドル無銭ライブ&札幌歓楽街のお
水話:瀬名あゆむ連載114
瀬名あゆむ(コア新書『元アイドルのAVギャル瀬名あゆむ、アイドルプロデューサーになる』出版イベントにて)
~もし元AV女優がローカルアイドルのプロデューサーになったら
『元アイドルのAVギャル瀬名あゆむ、アイドルプロデューサーになる』(コア新書)の出版記念トークショーのつづきをお送りします!
今回は「無銭ライブ」と、あと私の夢の「札幌すすきの出店」について語りつつ、なんとヤバい話に発展してしまってます…!!
――ただ、今はチャンスも多い分、チャンスに埋もれてしまうっていうこともありますよね?
瀬名 それもいえる! アイドルの数が凄いですからね。誰も知らないアイドルさんたちがいっぱいいますもん。まぁ、うちもまだ全然そんな知られてないですけど。だから、多すぎて埋もれてしまうツラさってのは逆にあるかもしれない。
――地元のお祭りやイベントへの出演はたとえノーギャラでも、やはりローカルアイドルとしては重要なんですか?
瀬名 物凄く重要だと考えてます。やっぱり地元の人に支持して頂けないとローカルアイドルは厳しいですからね。特に私たちは店舗型アイドルなので、お祭りとかで存在を知って貰って、そこからお店をのぞいて貰って、そうしてファンになって頂くというのが黄金パターンのひとつなので。
だから私たちみたいなのにとっては、ノーギャラであっても、いわゆる「無銭ライブ」(=無料で見れるオープンなライブ)はとてもありがたいんですよ。
無銭ライブだとアイドルファンじゃない方、通りすがりの方とかも見てくれるので、「新規さん」をつかむチャンスなんですよね。テレビとか雑誌とかネット記事とかになかなか出れないローカルアイドルにとっては、生でいろんな人にアピールできる無銭ライブは本当に大事。
あとさらに、鍛えられるんですよ、アイドルたち自身が。無銭ライブでアイドルファンじゃない方々の目にさらされることでね。
私はライブでうちの子たちの写真を撮るんですけど、無銭ライブでも全然みんなキラキラしてるなぁって思います。アイドルはやっぱりいろんな人たちの前、多くの人たちの前で輝くんだなって。
瀬名 ずっと思っている展望でいえば、『あいどるかふぇ2ねん8くみ』の3店舗目を北海道に出店したいってことなんですよね。
もともと『2ねん8くみ』は私の生まれ故郷・北海道札幌市から始まっていて、「平岸町目ゴールデン街」に22歳で開店した「ギャルメイド給食カフェバー」が原点なので。
22歳の私がなぜ平岸町ゴールデン街でお店を開いたかというと、札幌での中心街じゃないのが「いいな」って思ったんですよね。当時はね、メイド喫茶みたいなオタクなお客さん向けのお店って、目立たない場所にあるほうが入りやすくていいってノリだったんです。平岸町ゴールデン街はこじんまりした可愛らしい小さな飲食街だったし。
でも今はもう時代が変わったじゃないですか。メイドカフェもアイドルカフェもみなさん、堂々と来て頂ける。だからもっと中心地でもいいかな……とかも考えてます。
――今、札幌のアイドルカフェ状況はどうなんですか?
瀬名 それが、調べたんですけど、結構多いんですよねえ。元々、札幌のすすきのって大歓楽街なので。
札幌のアイドルカフェに視察に行ったこともあるんですけど、もう盛り上がっちゃいましたね。アイドルさんより、他の男性の常連さんたちより、私が一番盛り上がっちゃった(笑)
札幌のアイドルカフェはねえ、うちの『2ねん8くみ』よりもっと飲み屋さんっぽいんですよねえ。だから私に向いてたのかもしれないです。お客としての私に。昔遊んだ血が騒ぐ、みたいな(笑)
――「すすきの」って他の都市の歓楽街と比べて、飲み屋さん系がちょっと独特らしいですね。
瀬名 ですね!(笑) 私もすすきのニュークラブで働いてたのでそのへん一応詳しくて、本にも書きましたけど、東京とかでいうキャバクラが、すすきのでは「ニュークラブ」というんです。
で、じゃあ、すすきののキャバクラはなにかっていうと、一番近いのでいえば「おっ◯◯パブ」なんですよ。お◯わり◯Kの店。膝の上に脚のっけるのが基本姿勢だったり、膝の上に跨がって、店内暗くなってのダウンタイム(ダンスじゃなく〝ダウン=下〞なんです)があったり……。(※編集部注:個人の見解です)
――えっ、じゃあ、札幌ではアイドルカフェも過激だったりするんですか?
瀬名 そ、それはない、それはないですよ!(笑) さすがすすきのでもアイドルカフェは健全です! 私が視察したアイドルカフェも全部健全でしたから!
まぁでも、私が働いてたときも、東京から来たお客さんはびっくりしてましたね(以下略)。
ちょっとアイドル話から離れちゃうんですけど、札幌ってジャンルが幅広いんですよ、女の子がいる飲み屋さんのジャンルが。
まず普通に女の子が接客するお店として「ニュークラブ」があります。それで、お◯わり◯Kの店がさっき言ったように「キャバクラ」なんですけど、そこから更に「ハードキャバ」と「ソフトキャバ」に分かれるんですよ。
それでね、そのハードな店で更に凄いのが……あ、ちょっと、言っちゃいけない言葉とかありますか?
――え!? それはどういう意味……
瀬名 かなりゲスい下ネタというか……。
――とりあえず大丈夫だと思います(笑)
瀬名 じゃあ、話します!(笑) 私がすすきので働いてた頃にあったハードキャバのお店の話です。そこがね、女の子がバスタオル1枚の姿で接客するお店なんですよ。でもね、ハードなのはその格好だけじゃないんです。実は……。
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コア新書『元アイドルのAVギャル瀬名あゆむ、アイドルプロデューサーになる』(787円税別)全国書店・ネット書店で絶賛発売中です。
瀬名あゆむの赤裸々な半生、地方アイドル運営にまつわる事件やノウハウまで詰まった大傑作。ぜひあなたに読んでほしい!
http://books.rakuten.co.jp/rb/15068251/
詳細(コア新書HP):
http://www.coremagazine.co.jp/book/coreshinsho_024.html
デビュー曲『クラスメイト』がついに[カラオケDAM]に入りました!新曲『ドリーム☆ステージ』も[カラオケJOYSOUND]にて全国配信されています。
さらにCD『アイドルライブラリー Vol.04』に「2ねん8くみ」の『ドリーム☆ステージ』と、「Asterisk from 2ねん8くみ」の『ΦωΦver !!』が収録されています。Aが頭文字の某ネット通販サイトなどでお買い求めいただけます。
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