フルボイスで戦いの軌跡を振り返りな
がら「FGO Fes.」閉幕 坂本真綾によ
る主題歌ライブも

 スマートフォン向けゲームアプリ「Fate/Grand Order」(以下「FGO」)のイベント「Fate/Grand Order Fes. 2017 ~2nd Anniversary~」(以下「FGO Fes.」)が7月29、30日の2日間、千葉・幕張メッセで開催され、グランドフィナーレとして「FGO」第1章の戦いを特別映像で振り返るステージイベントが行われた。
 「Fate」シリーズは、PC用ゲーム「Fate/stay night」に端を発する作品群。魔術が実在する世界を舞台に、歴史・伝説上の偉人や神々が魔術師(マスター)に使役される英霊(サーヴァント)としてよみがえり、願いをかなえる万能の願望機「聖杯」を奪いあう、聖杯戦争の壮絶な戦いを描く。「FGO」では、人類の歴史を存続させるために、たったひとり残ったマスターが、異常が発生している歴史の特異点を巡って旅する姿を描いている。
 ステージには、マシュ・キリエライト役の高橋李依が、マシュの衣装で登場。マシュの視点から「FGO」第1章第1部「第1特異点」の概要が語られると、スクリーンには第1特異点のストーリーを振り返る映像が映し出された。映像内に登場するキャラクターの会話は、すべて今回のためにフルボイスで収録されており、ゲーム内では聞けない特別なものばかり。その後も、特異点ごとに高橋による朗読と、特別映像の上映が交互に行われていった。
 第1部最後の戦いである「終局特異点」の映像が終了すると、坂本真綾la la larksが登壇し、「FGO」の主題歌「色彩」を披露した。ライブによる熱気も冷めやらぬまま、エピローグの映像が上映されたあと、「FGO Fes.」全体を締めくくるスタッフロールが流れ、拍手喝采とともに2日間に渡って行われたイベントは幕を閉じた。