【sympathy】『わたしたちの夏休みツ
アー ~先生、宿題おわりません~』
2016年7月31日 at 渋谷CHELSEA HOTE
L

撮影:イシワタ タツル/取材:高良美咲

 高知県出身の4人組ガールズバンドsympathyの初自主企画ツアーのファイナル。この日はねこね、こねこね。、コレサワ、エドガー・サリヴァン、ユビキタスといった個性豊かなゲストを迎え、最後に主催者であるsympathyが登場。疾走感の中に切なさを感じさせる「ナイン・トゥ・ファイバー」、そして「女子高生やめたい」で景気良くスタート。土佐弁でのゆるいMCを挟みつつも、楽曲や演奏面では以前よりも毅然とした雰囲気をまとっていて、自分の居場所を確かめるように《あたしの才能みて》と一心不乱に歌う新曲「才能」では、内に秘めたハングリー精神を印象付けた。オーディエンスと振りの練習をして一体感を生み出した「さよなら王子様」など新しい挑戦をはじめ、まだまだ伸びしろを感じさせる若さと頼もしさに、これからの躍進が期待できるライヴだった。



セットリスト

  1. ナイン・トゥ・ファイバー
  2. 女子高生やめたい
  3. 紅茶
  4. キラキラリストカット
  5. 才能
  6. さよなら王子様
  7. <ENCORE>
  8. あの娘のプラネタリウム

sympathy

シンパシー:2011年4月15日、高校の軽音部内で結成。翌年1月5日に初ライヴを行なう。コピーバンドとして活動していたが、13年3月に全曲オリジナル曲でライヴをし、6月に受験のために活動停止。受験終了後の14年4月に四国限定で1stミニアルバム『カーテンコールの街』をリリースした。

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