前田敦子、短編映画で念願だった河瀬
直美監督と初タッグ「もっと撮影がし
たかった」 

本作は、厚生労働省が若年無業者等の支援を行っている地域若者サポートステーション(愛称:「サポステ」)の広報活動の一環として製作されたもの。前田さんが演じる地域若者サポートステーション(愛称:サポステ)の新米スタッフ・前島いつきの休日を描いた作品となっている。
物語は、前島いつき(前田敦子)が、とある休日に一人の若者(井之脇海)を見かける場面から始まる。彼は一度、サポステに相談に来たことのある若者で、彼がいつきに対して心を開いていく様子を描く。
撮影は2016年の12月末に奈良で撮影された。丸1日での撮影のため、当日は朝から緊張感が漂いながらも、和やかに撮影が行われた。前田さんは、河瀬監督の世界観が以前から大好きで、河瀬作品に参加できることをずっと楽しみにしていたので、噛みしめながら撮影に挑んだとのこと。
前田さんが演じるいつき役も25歳ということで、「リハーサルから役に入ることができ、いつき役になりきれました。もっと撮影がしたかったです」と笑顔で語っていた。
河瀬監督は、現実味をどのように映し出すか、冬の撮影の中で光をどう映し出すかにこだわったとのこと。「悩んでいる彼がふと見上げる空に光が一筋あるとか、路地を曲がれば何かそこに日だまりがあるという世界を作りたいと思っていた」と語っていた。
本作の予告編は、公式ホームページ(http://saposute.mhlw.go.jp)にて1月27日から期間限定で公開。
短編映画『サポステ』は2月9日に公開。



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 (2016年10月21日)

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