瀬川あやか、"トリック"だらけのワン
マンライブで1stアルバム『SegaWand
erful』発表

「ハッピーニューイヤー!」と会場内に瀬川の声が鳴り響くと、1曲目「ハッピーハッピーバースデー」でライブはスタート。瀬川がステージに現れると、歓声とともにどよめきも。瀬川は今回、これまでトレードマークでもあったツインテールを切り落として、この新年初ライブに登場したからだ。

「今年は自分のポジティブさの上に、クールさとポジティブさを加えて、さらに飛躍できる年になるよう、レベルアップの意味を込めて今回髪を切りました!」と瀬川は語った。その後、ちょうど今回の会場近くにある渋谷のスクランブル交差点をイメージした「マスカット」、昨年6月にリリースしたメジャーデビューシングル「夢日和」などを披露。

さらに髪を切っていたのは実は年末で、年末のイベントではウィッグやエクステを付けてパフォーマンスしていたことを、今回のライブタイトル「私なりの酉ックオア酉ートメント」の"トリック"にちなんでMCで明かすと、会場からは驚きの声があがった。


ここからはアコースティックコーナーへ。フジテレビ「ザ・ノンフィクション」のエンディングテーマ「サンサーラ」、「人魚のあした」を披露。

看護士としての瀬川あやかの一面も見せた。「今日も勤務をしていて、看護士も私にとって大切な要素。いつか看護や医療の現場に音楽を還元していきたい。」と"二刀流"シンガーソングライターとしての気持ちを語った。ライブタイトルの"トリートメント"にも、自分の歌で癒したい・元気になってほしいという意味が込められていたそうだ。


その後、ギターからキーボードに楽器を持ち変え、瀬川は昨年10月にリリースした「恋の知らせ」を披露。続く「せーの!」では、歌詞の「いっせーのせ!」を会場のオーディエンスと掛け合い、熱気はさらに上昇。

そして、「まだ驚かせたいことがあります! 3月15日に1stアルバムを発売します!」との今日2つめの"トリック"に会場からは大歓声が。アルバムタイトルは『SegaWanderful』。Wonderfulに加えて、Wander=歩き回るという意味を含む造語。たくさん曲を作って、いろんな人に声と言葉を届けたいという気持ちが込められているようだ。

「今日はそのアルバム『SegaWanderful』から2曲歌わせてください!」と、「ベストフレンド」、さらにリードトラックとなる「妄想スニーカー」を披露。最後はアップテンポの「はりーあっぷ」を披露し、本編は幕を閉じた。

アンコールではバラード調の「カレイドスコープ」をキーボードの弾き語りでしっとり歌い上げ、最後は女性の応援歌「The Brightest Woman」で会場を盛り上げ、新年初のワンマンライブは幕を閉じた。


瀬川あやかは昨年メジャーデビュー。午前中は看護師として勤務、午後はアーティスト、異色の“二刀流”女性シンガーソングライターとして活動している。


瀬川あやか「私なりの酉ックオア酉ートメント」セットリスト
2017年1月 13 日@shibuya eggman

M1.ハッピーハッピーバースデー
M2.マスカット
M3.夢日和 (※1stシングル「夢日和」収録)
M4.ロンリーガール
M5.to the top
M6.サンサーラ (※2ndシングル「恋の知らせ」収録)
M7.人魚のあした
M8.恋の知らせ (※2ndシングル「恋の知らせ」収録)
M9.せーの!
M10.High Five!
M11.ベストフレンド
M12.妄想スニーカー
M13.はりーあっぷ (※1stシングル「夢日和」収録)

En1.カレイドスコープ
En2.The Brightest Woman (※2ndシングル「恋の知らせ」収録)

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