さかいゆう、新たな面を見せることが
コンセプトの全国ツアーが福岡にて閉

12月9日(金)@福岡Gate’7

さかいゆうの全国ツアー『さかいゆうTOUR “POP TO THE WORLD”』が、12月9日(金)に福岡Gate'7にてファイナルを迎えた。
このツアーは「お客さんが演奏をより近くで感じてほしい。これまでの曲も一味違ったアレンジで、新たなさかいゆうを見せたい。」という本人のアイデアのもと、普段演奏する事の少ないライブハウスを舞台に、全国6か所(仙台、新潟、札幌、高松、広島、福岡計6公演)が会場となった。また、バンドメンバーはギター:柴山哲郎、ベース:Shingo Suzuki (Ovall / Hipnotics)、ドラム:岡野“Tiger”諭、コーラス&キーボード:大和田慧という今年の夏からさかいのライブを支えてきたお馴染の面々に、シンガーソングライターの大和田慧が紅一点で加わった編成だ。

11月リリースの最新シングル「再燃SHOW」の初回生産限定盤には、「“POP TO THE WORLD”~rehearsal take~」と題した、今ツアーのリハーサルテイク4曲が収録されている特典CDも付属されており、ファンの期待感もこれまで以上に高い中、ライブはスタートした。新たなアレンジで、よりグルーヴィーに生まれ変わったデビュー曲「ストーリー」。Shingo Suzukiのベースがうねり客席が総立ちとなったディスコチューン「Headphone Girl」。さかいの圧倒的なヴォーカルとバンド演奏力で披露された高知民謡のカヴァー「よさこい鳴子踊り」は、音数をぐっと減らして楽曲に新しい魅力が加わった。

MCでは「海外でライブをやったとき、僕の曲を聴いて驚いたアメリカのミュージシャンに、“これがJ-POPだ!”と自信を持って言った事があります。その経験が今回のツアータイトルに繋がっています。」と、“POP TO THE WORLD”の由来を語った。続けて演奏された最新曲「再燃SHOW」は、これまであえて避けてきた4つ打ちに挑んだ曲で、新たなさかいを見せるという本ツアーのコンセプトに相応しい曲といえるだろう。

さかいは今後、今ツアーの内容に、さかい流にアレンジしたクリスマスソングなど新たな楽曲も追加で演奏しスケールアップするスペシャルライブ『さかいゆうLIVE “POP TO THE WORLD”SPECIAL』を、12月21日(水)に大阪NHKホールで、12月25日(日)に東京中野サンプラザにて開催する。今回のツアーを観たファンも十分に楽しめる内容になる事だろう。チケットは好評発売中なので、是非足を運んでほしい。

『さかいゆうLIVE “POP TO THE WORLD”SPECIAL』

12月21日(水) NHK大阪ホール
12月25日(日) 中野サンプラザ

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