新商品ホワイトベルグと定番ヒューガルデン、旨いベルギービールはどっち?
ベルギービールといえば、ヒューガルデン・ホワイト。ちょっと小洒落たバーに行けばほぼ置いてある、ホワイトビールの定番だ。味もフルーティさに、すっきりしたスパイシーさがあって、ビールが嫌いな人にも人気がある。
ところが最近、サッポロビールからホワイトベルグというビールが発売された。これが「ヒューガルデンより安いし旨い!」と評判なので、飲み比べてみることにした。
まずはホワイトベルグ。グビッと飲んでみると、まず感じたのはとにかく爽やかな味! ビール特有の苦さはまったくナシ。ほんの少しだけコリアンダーとオレンジの風味がして、とくに女性にオススメできそう。一杯目でもいいし、サラダとか魚料理にも合いそうだ。ラベルには「ベルギービールのような」って書いてあるけど、この味をこの価格(350ml缶で133円)で再現したのは偉い! 麦芽だけでなく、オレンジピール、コリアンダーシード、スピリッツを加えているため、ジャンルはビールではなくてリキュール(発泡性)になる。
次はお馴染みのヒューガルデンホワイト。もはや飲み慣れた味だけど…。
グビッと一口飲んでみたけど、相変わらず旨い! こっちの方がコリアンダーのスパイシーさが強くて、麦芽そのものの苦さも濃厚。爽やかな味だけど、しっかりと味が乗っている感じ。こちらは日本だと発泡酒に分類されるけど、価格が高い。1缶330mlで359円程度と、とにかく高い! ホワイトベルグが3本が買えてしまうくらいです。
さあ、どっちがオススメかというと、これがとても難しい。ホワイトベルグはいわば、ヒューガルデンを薄めたような味。そのぶん価格が安いと考えてしまうと寂しいものがある。グイグイ何本も飲むならホワイトベルグ、かっこつけて少量しか飲まないならヒューガルデン。といった結論でどうでしょうか!?
(文・M&G)
オススメビール:ホワイトベルグ 350ml 缶 350ML × 24缶(サッポロビール)
ヒューガルデン ホワイト(缶) 330ml×24本