【毎週更新】現役DJが厳選するおすす
めヒップホップ・R&B【Hip Hop Junk
ies】

その名も「Hip Hop Junkies」。

おすすめHIP HOP・R&Bのコーナー【Hip
Hop Junkies】

出典:
DJ HACKsで、HIP HOP・R&Bをご紹介するコーナーがスタート!
DJ HACKsはEDMメインのサイトとしてみなさん認識されていると思いますが、本来は幅広くダンスミュージックを紹介するサイトです。
そこで、2015年9月より、第一線のクラブにレギュラー出演している現役人気DJがHIP HOP・R&Bを紹介するコーナーをスタートさせたいと思います!
このコーナーを担当するのは、HIP HOPのクラブやALLMIXのクラブで現在活躍されている
です。毎週木曜日にHIP HOP・R&Bを5曲ずつ紹介していくコーナー「Hip Hop Junkies」を、
が担当させていただきます。
「ヒップホップ・ジャンキーズ」そうです。もちろんこの名前は、Nice & Smooth先生からサンプリングさせていただいてます。いつかこのHIP HOPシーンではおなじみの”サンプリング”のおもしろさもこの企画で伝えればいいなと思ってます。
何よりこの企画を通して、DJ HACKsをご観覧の皆様がいろんな音楽に出会っていただければ幸いです。Hip Hop Junkiesをこんな方に読んでほしい!
・ヒップホップが好きで最新情報を求めている人
・ヒップホップは好きだけど歌詞の内容や曲の背景をよく知らないという人
・ヒップホップのよさがまだいまいちわからない、、、けど興味はあるという人
・ヒップホップを知りたいけど、どこから聴けばいいのかわからないという人

今週のおすすめHIP HOP・R&B (2015/09
/24)

今週もオススメのHIPHOP・R&Bをご紹介しましょう。”HipHop Junkies”
今回は、新譜すぎず旧譜すぎない最近のHIPHOPクラブではよくプレイされる鉄板の5曲をご紹介します。

1.) 679

アーティスト: Fetty Wap feat. Remy Boys
リリース日: 2015/06/29
ジャンル: HIPHOP
第1回目にも紹介したラッパー、ニュージャージー出身のFetty Wap (フェティ・ワップ) のヒットナンバーです。この曲は最近になって全米ヒップホップチャートをグイグイ上昇中で、HIPHOPパーティーではすでに定番ソングの1つになっています。DJプレイの中では、盛り上げるというよりかは”気持ちよく横揺れで踊ってもらう”時にかけることが多いです。Fetty WapやRemy Boysのフックやヴァースのヘタウマなラップや歌声がクセになる、ゆるく気持ちいい曲に仕上がっています。DJ HACKs的一言今一番おさえておきたい・おさえておかなきゃいけないヒップホップ・ラッパー、フェティ・ワップ。全米チャートはトップ10入りが当たり前、そのくらい勢いグングンでのぼりつめてきています!さらに覚えておきたいのは、なんと明日、2015年9月25日(金)ついに彼のデビューアルバム『Fetty Wap』がリリース!!こちらです、マストチェック!!
Fetty Wap
posted with
on 2015.9.24

2.) Where Ya At

アーティスト: Future feat. Drake
リリース日: 2015/07/17
ジャンル: HIPHOP
この2人のストリートからの人気の勢いは本当止まるところを知りません。この曲は2015年7月17日リリースのFutureのアルバム『DS2』に収録されている1曲なのですが、このアルバムだけでも『Commas』・『Real Sisters』・『Trap N#ggas』・『Where Ya At』など数多くのストリートヒット曲が生まれています。紹介した曲も何かと話題の尽きないDrake先生がフィーチャリングし、トラックもラップも超渋い1曲になっています。
さらにこの2人のコンビで2015年9月20日にリリースしたアルバム『What a Time To Be Alive』がこれまたヤバい!このアルバムからもたくさんのストリートヒットが生まれそうな予感がします。DJ HACKs的一言ちょーかっけーイケてる2大スターがコラボしてしまったようです!それぞれの方面で活躍する2人の人気ラッパーが一緒にアルバムをつくっちゃうところもHIPHOPっておもしろいなーって思いますよね。PVに出てくるFutureの赤ハットがかっこいい!
Future
価格: 1,600円
ドレイク & Future
価格: 1,600円

3.) Classic Man

アーティスト: Jidenna
リリース日: 2015/02/03
ジャンル: HIPHOP・R&B
Jidenna (読み方: ジデーナ) と読みます。こちらもジワジワとR&B ラジオチャートにて順位を上げていて今となっては数多くのRemixがリリースされるまでに。RemixにはKendrick Lamar, T-Pain, レゲエからはSean Paulが『Ganja Man』とタイトルを変えて歌っています。Remixの数が多いということは単純に、それだけ認められている人気の楽曲だということですね。この曲を聴いてお気付きの方もしかしたらいらっしゃるかもしれませんが、2014年一世風靡したヒット曲であるIggy AzaleaとCharli XCXの『Fancy』をサンプリングしているんです。”Im Classic Man♪”、紳士的な男性はバッチリ歌ってくださいね♪DJ HACKs的一言ジデーナ、この曲で初めて知りました!こういうHIPHOPはまさに今のトレンドですね。口ずさみやすくていい!
Jidenna
価格: 250円

4.) We In Da City

アーティスト: Young Dro
リリース日: 2015/02/24
ジャンル: HIPHOP
2006年に『Shoulder Lean』という曲が大ヒットしたアトランタ出身のラッパー・Young Dro (ヤング ドロー) さんです。最近ストリートヒットした曲『F.D.B.』ももう2年前の曲なんですね。先週・2015年9月18日にリリースされたアルバム『Da Reality Show』からの1曲ですが、地元レペゼンソングの1曲としてストリートでもクラブでも人気の高い曲です。T.I.率いるGrand Hustle Recordsの古株ラッパーでもあり、まだまだこれからのヒット曲を期待したいと思っています。ちなみに兄貴分のT.I. (実はDroの方が一つ年齢が上) をフィーチャリングしたRemixもありますので、そちらもぜひチェックです!DJ HACKs的一言HIPHOPの代表的ラッパーのひとり、T.I.はご存じでしょう。彼の弟分のYoung Droがリリースした最近のヒット曲です。T.I.よりも年上だったんですね!
Young Dro
価格: 1,500円

5.) Comfortable

アーティスト: K-Camp
リリース日: 2015//
ジャンル: HIPHOP・R&B
この人もアトランタ出身の若手ラッパーです。2013年頃に『Money Baby』・『Cut Her Off』の2曲がストリートヒットして頭角を見せ始めた彼。この曲は満を持して2015年9月4日にリリースされたアルバム『Only Way Is Up』からの1曲です。いい意味でK Campらしくなく、最高に気持ちいいトラックにK Campのラップがしっかりハマっててこの夏のサマーアンセムになってましたね。いろんな可能性を周りにアピールしたアルバムでもあったので、これからもK Campに期待大です。DJ HACKs的一言「HIPHOPって単調で暗いイメージがある」って方、この曲はいかがでしょう。トラック次第で曲のイメージってガラッと変わりますよね!夏っぽい心地の良い曲にラップをする、これもまたHIPHOPなのです。
K CAMP
価格: 1,600円
さて今回も素敵な音楽の出会いはありましたでしょうか?
5曲中3曲がアトランタ出身のラッパーとなりましたが、それだけアトランタ勢ががんばっているということでしょう!と言っても、もちろん他の地域のラッパーの曲たちもまだまだ紹介しきれていないので、今後もたくさんの素晴らしい曲をご紹介していきます!
SEE YOU NEXT THURSDAY!!!

今週のおすすめHIP HOP・R&B (2015/09
/17)

ほぼ毎日新しい曲がリリースされている中、今回の第3回目は割と最近リリースされた新譜5曲を紹介しようと思います。

1.) See You Again (Remix)

アーティスト: Wiz Khalifa feat. Chris Brown & Tyga
リリース日: 2015/04/08
ジャンル: R&B・HIPHOP
この曲は映画ワイルドスピードシリーズの第7作目「Furious 7」のテーマソングとして世界中で大人気で、日本でもいろんクラブでプレイされてる1曲ですね。いろんなRemixが発表されてる中、Chris Brown (クリス・ブラウン) が歌ってTyga (タイガ)とWiz Khalifa (ウィズ・カリファ) がラップするタイトなRemixが発表されているのをみなさんはご存知でしたか?こちらもなかなか味のあるRemixに仕上がっている気はしますが、やっぱりオリジナルバージョン (原曲) が1番好きです(笑)DJ HACKs的一言不慮の交通事故によって他界した主演・ポール・ウォーカーに捧げた『See You Again』のリミックス。KENMAKIさんも言うように、やはり原曲のチャーリー・プースのヴォーカルが恋しいです。笑関連記事
▶︎

2.) Tell Your Friends

アーティスト: The Weeknd
リリース日: 2015/08/28
ジャンル: R&B
2015年8月28日にリリースされたThe Weekndのアルバム『Beauty Behind The Madness』からの1曲です。最近ノリにノっているThe Weeekndなだけに、このアルバムはかなり完成度が高いです。『The Hills』『Earned It』『Can’t Feel my face』などヒット曲が満載ですが、その中でもKanye West (カニエ・ウェスト) プロデュースの1曲をピックアップ。The Weekndの歌声とKanye Westのトラックが最高に気持ちよくマッチしていますね。約1週間前にもDrake (ドレーク) がRemix音源をリリースし、個人的にもさらに注目度が高くなった1曲だと思っています。さすがDrake、Remixのクオリティの高さも素晴らしいでそちらもチェックしてみてください。Drake Remix
DJ HACKs的一言なんだこれ!!イントロから期待感ワクワク、超絶気持ちいい!!ビルボードではもう常連といっても過言ではない、「The Weeknd」は絶対にみなさんが覚えておくべき実力派アーティストです。

3.) Hotline Bling (Cha Cha Remix)

アーティスト: Drake
リリース日: 2015/07/??
ジャンル: Hip Hop
Drakeの最近のRemixと言えば、この曲ではないでしょうか?Drakeが歌うだけで一味も二味もちがって聴こえるのが本当におもしろいですね。HIP HOP箱ではヒットしているD.R.A.M.の『CHA CHA』のRemixです。余談ですが、自分の知り合いが世界的ラッパーのLil Jonが今年日本に来た時にアテンドを担当していて、移動中の車の中でリル・ジョンがずっとリピートしていた曲がこの『CHA CHA』だったようです。なかなかおもしろい話を聞いた後にこのRemixが出たので、やっぱりストリートヒットしてる1曲なんだなと思いました。DJ HACKs的一言YouTube・Soundcloudを探してみましたが、Drakeのリミックスは著作権の関係ですべて削除されちゃっています。。
これはDJ KENMAKIさんのいるクラブに聴きに行くしかないかも、、!!

4.) Like Me (Remix)

アーティスト: Lil Durk ft. Lil Wayne, Fetty Wap, & Jeremih
リリース日: 2015/08/28
ジャンル: R&B・Hip Hop
Lil Durk (リル・ダーク) はシカゴ出身の若手ラッパーです。若手と言っても、超大手レーベル・Def JamやFrench Montana率いるCoke Boysなどに所属していることから、彼の実力は間違いないことが誰でもわかりますね。今年の6月頃にリリースされたアルバム『Remember My Name』の収録曲で、HIPHOP箱ではずっとヒットしていましたが、今になってLil Wayne (リル・ウェイン)、Fetty Wap (フェティ・ワップ)、Jeremih (ジェレミー)という最高のメンバーでRemixが発表されました。HIPHOPファンとしては、これからの彼の楽曲にも要注目です。DJ HACKs的一言曲のクレジットにJeremihが入っていると、R&B寄りかなっていう期待感がありますね!
クラブでいうと、パーティーの終わりあたりの耳が疲れてきた頃にこういうセンチメンタルな曲がさらっと流れるとめちゃくちゃ気持ちいいんですよね。
あえてのゆっくりさがいいんです、このゆっくーりなテンポがJ-POPにはあまりない世界のR&B・HIPHOPの魅力だったりもします。

5.) What You Sayin

アーティスト: Lil Wayne
リリース日: 2015/??/??
ジャンル: Hip Hop
Lil Wayne率いるレーベル「Young Money」に所属するマイアミのプロデューサー・DJ E-Feezyの新しいミックステープ『The Wolf of South Beach』にヤバい1曲が入ってました。トラックはBusta Rhymes『Put Your Hands Where My Eyes Can See』をサンプリング。ラップもLil WayneがBusta Rhymesの往年のヒット曲をサンプリングしながらラップしています。ネタがネタなだけに、この曲はストリートヒットしそうな予感がします。まだ正規音源でもないので紹介するには早いかもしれませんが、個人的に「これはヤバい!」と思ったので紹介しました。DJ HACKs的一言「この手の”暗くて単調なHIP HOP”ってどうやって好きになったらいいの?」っていう疑問を抱く人も多いはず!
人間の感情には波があるので、アゲアゲな曲を聴きたい時もあれば、こういう暗〜い曲を求める時もあるでしょう。
たとえば深夜の帰り道など、少しこういうダークで単調な曲を聴いてみると案外ハマるのでは??
リル・ウェインの中毒性のある声とラップが最高です!!さて今回も素敵な音楽の出会いはありましたでしょうか?
今回は新譜のHIPHOP・R&B紹介でしたが、まだクラブでも流行ってない楽曲、これから流行るであろう楽曲中心のセレクトでした。自分の心の隅にでも「こういった音楽が海外では流行っているんだ!」と思っていただければうれしいです。
SEE YOU NEXT THURSDAY!!!

今週のおすすめHIP HOP・R&B (2015/09
/10)

今回もオススメのHIPHOP・R&Bをご紹介しましょう。”HipHop Junkies”
第2回目は自分がクラブに行き始めた2001年頃から、いまだにクラブでプレイされ続けている往年のクラブ・ヒット・ソングを5曲集めてみました。リリースされた年代を見るともう10年前だったり20年前だったり、今回紹介するにあたって改めて色あせない名曲たちはいつまでも健在だなと思いました。

1.) This Is How We Do It

アーティスト: Montell Jordan
リリース日: 1995/02/06
ジャンル: Hip Hop
1995年リリースの名曲。この曲は
という曲をサンプリングしてできています。フックもキャッチーで歌いやすく、途中のヴァースでも”Dollar Dollar Bill Y’all”のパンチラインや後半のラップではサンプリング元のSlick Rickっぽくラップして、HIPHOPのおもしろさが詰まった1曲となっていると言えるでしょう。DJ HACKs的一言『This Is How We Do It』は最近、EDMアーティスト・FirebeatzのRemixやDeep HouseのRemixバージョンも出たり、いろいろなシーンで使われています!HIPHOP 専門用語解説!
■サンプリング
→ 過去の音源から音、歌詞などの1部分を使ってループさせたり改めて曲を組み合わせたりして新しい曲を作り出す手法の事です。HIPHOP・R&Bシーンには欠かせない制作手法の一つです。
■フック
→ 曲のサビの事
■ヴァース
→ ラップや歌の部分

2.) Mo Money Mo Problems

アーティスト: Notorious B.I.G.
リリース日: 1997/04/01
ジャンル: Hip Hop
という曲をサンプリングしてできた曲です。この曲は、DJが曲のイントロからカットインしてプレイするなど、とても盛り上がる名曲です。場合によっては、Biggie(Notorious B.I.G.の愛称)のヴァース (ラップの部分)まで飛ばしてプレイすることもあります。伝説のPuff Daddy率いるBAD BOYレコード所属「The Notorious B.I.G.」を語るには自分はまだ恐れ多いですし、リスペクトのあまりここでは長くなりすぎてしまいますのでまたの機会に。『Big Poppa』『Juicy』『Hypnotize』など、このスーパースターがリリースしたヒット曲は挙げだすと切りがないです。残念ながら、1997年3月9日に亡くなってしまいましたが、今も愛されているラッパーの一人です。もし何かのきっかけでHIPHOPが好きになったなら、この人のアルバムは全部聴くべきだと思います。(R.I.P. Notorious B.I.G.)DJ HACKs的一言『Mo Money Mo Problems』はあたたかいR&Bっぽくて、でもHIPHOPらしいラップがしっかり決まっている名曲ですね!HIPHOP 専門用語解説!
■カットイン
→ 今Playしている曲から次にPlayする曲へ一気に替えるDJの技術の一つ。)
■R.I.P.
→ “Rest In Peace”の略で、亡くなった人への敬意の言葉。

3.) Party Up

アーティスト: DMX
リリース日: 1999/12/21
ジャンル: Hip Hop
自分が初めて買ったレコード数十枚の中には、やはりこの曲が入っていました。1990年後半からRuff Ryders (ラフライダーズ) のプロデューサーとして一気に頭角を見せ始めたプロデューサー・”SWIZZ BEATS (スウィズビーツ)”プロデュースの代表的な1曲でもありますね。同じレーベル所属と言うこともあり、DMXがこの先リリースしたヒット曲は8割以上このSWIZZ BEATSのプロデュースではないでしょうか。もちろんこの曲もパーティーするにあたって絶対に外せない1曲だと思っています。犬の遠吠えのシャウトやダミ声ラップが特徴的なDMXですが、最近は中々大人しいのでまたあのシャウトを聴ける日を楽しみにしています。DJ HACKs的一言“THE ヒップホップ”というイメージの曲で、ラッパーっぽく悪ぶってこの曲に乗ってみたらたのしいかも!?

4.) The Next Episode

アーティスト: Dr. Dre Ft. Snoop Dogg, Kurupt, Nate Dogg
リリース日: 1999/07/04
ジャンル: Hip Hop
David McCallumの『The Edge』という曲をサンプリングしています。こちらも自分が初めて買ったレコードに入ってましたね。当時からこの曲をかけてれば間違いないぐらいの盛り上がるクラブアンセムです。DJでも、後半のNate Doggの”Hold Up”からカットインして繋いで、”Smoke Weed Everyday”を皆で歌って頭のINTROからさらにまたカットインしてかけると言った2枚使いも当時の流行りであり、今でも鉄板の繋ぎ方ですね。WEST COASTの楽曲を世界中に広めた名曲の中の1曲に間違いなく入るでしょう。R.I.P.Nate DoggDJ HACKs的一言ウェッサイな1曲!Dr.Dreは、「b」のマークのヘッドホン・イヤホンでおなじみの「beats」のプロデューサーもやってるんですよ!HIPHOP 専門用語を解説!
■WEST COAST
→ 西海岸、ロサンゼルスやサンフランシスコを中心とする地域のこと。HIPHOPでよく言う「ウェッサイ」はWEST SIDEのことです。
■2枚使い
→ 同じ曲のBreak部分 (Introなどその曲の特徴的な部分)を同じレコード2枚を使ってプレイするDJの技術の1つです。

5.) I Want You Back

アーティスト: The Jackson 5
リリース日: 1969/10/07
ジャンル: Classic・POP
1969年にリリースされた誰もが一度は耳にしたことがあるであろう名曲。冒頭の説明で10年・20年と言いましたが、この曲に限っては約45年前です。言わずと知れたThe Jackson 5は、あの伝説の”キング・オブ・ポップ”こと、Michael Jackson (マイケル・ジャクソン) が所属していた当時のアイドルグループなんです。『ABC』や『I’ll Be There』など、数多くの名曲があげられますが、その中でも名曲の1つがこの曲です。やはり名曲なだけあって、クラブでプレイすると大箱、小箱関係なしにお客さんから反応が返ってくる1曲ですね。R.I.P. Michael JacksonDJ HACKs的一言マイケル・ジャクソンの兄弟5人で構成されたグループ、まだ幼いマイケルが歌っている姿がかわいいですね!まとめさて、今回も素敵な音楽の出会いはありましたでしょうか?
クラブへよく遊びに行かれる方はよく聴いたことがある曲ばかりだとは思いますが、
今週リリースされた新譜を聴くにしても昔からある古い旧譜を聴くにしろ、初めて聴いた時の感動はなかなかこらえがたいものです。もちろんこの”HipHop Junkies”では新譜から旧譜までを幅広くご紹介して行きますので、これからもCHECKしてみてください。
来週は今回とは逆に、最新の曲を紹介してみたいと思います。
SEE YOU NEXT THURSDAY!!!

今週のおすすめHIP HOP・R&B (2015/09
/03)

まずは一発目ということもあるので、最近のHIP HOPクラブでよくプレイされる鉄板的な5曲をご紹介します。

1.) Flex (Ooh, Ooh, Ooh)

アーティスト: Rich Homie Quan
リリース日: 2015/02/10
ジャンル: Hip Hop
読み方は、Rich Homie Quan(リッチ ホーミー クワン)です。
この曲のHook (サビのこと) はキャッチーなのでヒップホップのクラブでは合唱アンセムの1曲になってきました。
過去に『Type Of Way』という曲で特大ストリートヒットを出してから、常に注目されているアトランタ出身の注目ラッパーの一人です。

2.) Watch Me

アーティスト: Silento
リリース日: 2015/01/22
ジャンル: Hip Hop
最近の振り付けソングの中でも1番に人気でしょう!
ヒップホップの楽しみ方のひとつに、振り付けがある曲をみんなで踊るというのがあります。この曲は、We Are Toonzの『Drop That Nae Nae』、GS BOYSの『Stanky Leg』、Soulja Boyの『Crank That』など、振り付けソングでヒットしたものをほとんどサンプリングして歌っているんです。
歌やラップというより、踊りメインで「みんなで踊って楽しもう!」という1曲ですね。
こういった曲は早めに曲を変えるとブーイングというか、「もっと踊りたかったー」って顔をされる場合が多いので、DJはしっかりお客さんの反応を見てかけた方がいいでしょう。
Soulja Boyしかりですが、YouTubeをうまく使ったプロモーション戦略も素晴らしいですね。

3.) My Way

アーティスト: Fetty Wap feat. Drake
リリース日: 2015/07/16
ジャンル: Hip Hop
言わずもがな、『Trap Queen』で大ヒットした”ヒップホップシーンの期待の新星”、ニュージャージ出身のFetty Wap (フェッティ ワップ) の1曲にDrake大先生がフィーチャリングで参加しています。
オリジナル・原曲よりもこっちのリミックスの方が現場ではウケがいい気もします。
もちろん、わかりやすいHook (サビ) ですので文句なしの合唱アンセムな1曲。
ドレークのラップの冒頭 “All I gotta do is put my mind to this s*it, goddamn!” のパンチラインでもみんなバッチリ歌うイメージですね!

4.) B#tch Better Have My Money

アーティスト: Rihanna
リリース日: 2015/03/26
ジャンル: Hip Hop
数えきれない数多くのRemixが出るぐらい人気の1曲ですがやはり、ここではオリジナルを紹介したいと思います。
この曲がかかると外人さんの女の人はみんな歌いますね。リアーナらしい1曲で完璧です。
なによりこのメイキングビデオも視聴年齢制限がかかっている事でも話題になっただけあって内容の濃いビデオとなっていますね!

5.) IDFWU

アーティスト: Big Sean feat. E-40
リリース日: 2014/09/19
ジャンル: Hip Hop
2014年にリリースされた曲ですが、今でもヒップホップ箱で人気のある1曲だと思うので最後にご紹介しましょう。
タイトルの『IDFWU』は曲の中でもたびたび登場する、”I Dont F*ck You”の頭文字です。
この時期、頭文字を取ったタイトルが少し流行った気もしますが、それ以上に流行ったのは冒頭でも聴けるように”Mustard on the beat”とシャウトしている、DJ Mustardプロデュースの楽曲でしょう。DJ Mustardは、2014年に爆発的にヒットしまくりました。
もちろん今もその勢いは衰えることを知らず、健在です。
そのトラックにBig SeanとE-40のラップがバッチリハマった1曲だと思います。
クラブではDJがいい感じのところで次の曲に変えてしまって、曲の後半のE-40の歌っているところまで聴けることが少ないですが、E-40がかなりキレキレのラップを見せています!まとめ簡単に5曲紹介させて頂きましたが、素敵な音楽の出会いはありましたでしょうか?
これからもどんどんHIP HOP・R&Bのよさ、おすすめ曲をご紹介していくのでよろしくお願いします!また、HIP HOPとはちがうジャンルにはなりますが、8/29に『Endless Summer Mix』という夏を感じられる33分間のミックスをMixcloudにてUPしています。
「まだ夏よ終わらないでくれ!」という方はぜひ聴いてみてください。
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ライター情報: DJ KENMAKI
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