本当に泣けると評判のドラマ3選!!

本当に泣けると評判のドラマ3選!!

本当に泣けると評判のドラマ3選!!
 切なさ・感動で涙が止まらない!

泣くほど辛い出来事はできれば避けたいものですが、泣くほど感動できるドラマならぜひとも観てみたいですよね。
というわけで、今回は本当に泣けると評判のドラマの中から厳選して3作品をご紹介します。みなさま、ハンカチのご準備はよろしいですか?

「世界の中心で、愛をさけぶ」

言わずと知れた名作、“セカチュー”こと「世界の中心で、愛をさけぶ」です。原作小説は300万部を超えるベストセラーになり、映画も平井堅の歌った主題歌「瞳をとじて」を含めて大ヒットしましたね。でも意外とドラマ版は見ていないという方もいるんじゃないでしょうか?
このドラマ版では主人公のサクの少年時代を山田孝之、17年後のサクを緒形直人が、白血病にかかる少女アキを綾瀬はるかが熱演しています。原作と映画の中間あたりと言えそうなドラマオリジナルのストーリーで、全11話ある分、細かいエピソードなどが映画よりも丁寧に描かれているので、原作や映画ですでにセカチューファンの方にも、セカチューに初めて触れる方にもオススメできる内容となっています。

<あらすじ>

34歳の松本朔太郎は、最愛の恋人を亡くした悲しみから17年間立ち直れずにいた。一方、17歳の頃の朔太郎は、クラスメイトの廣瀬亜紀が雨の中で弔辞を読む姿を見て、半ば無意識に傘を差し掛けてやる。それがきっかけで親しく言葉を交わすようになった朔太郎と亜紀だが、朔太郎が幼なじみの頼みでラジオに投稿したハガキの内容がきっかけで、亜紀をすっかり怒らせてしまい……?

「のだめカンタービレ」

人が泣くのは何も悲しい時だけではありません。ということで次は素晴らしい音楽と、愉快な音大生たちが繰り広げる青春ドラマに“感動して泣ける”この作品をご紹介します。「のだめカンタービレ」は二ノ宮知子が原作の、シリーズ累計発行部数が3700万部を超える大ヒット漫画で、アニメにドラマ、映画にゲームと次々にメディアミックス展開され、去年は韓国でもドラマ化されるなど、その人気はいまだに衰えていません。
原作は“音がない”はずの漫画なのに、美しいクラシック音楽がまるで実際に聴こえてくるかのような演奏シーンの描写が印象的なのですが、ドラマではオーケストラやそれぞれの楽器のリアルの演奏が聴けるので、原作とはまた違った意味でクラシック音楽の魅力が伝わりやすい作品になっています。
そして作中の選曲が実に素晴らしい! ドラマの主題曲になっているベートーヴェンの「交響曲第7番」や、ガーシュウィンの「ラプソディ・イン・ブルー」、そしてラフマニノフの「ピアノ協奏曲第2番」など、どれも音楽だけで泣けてしまうくらいの名曲ばかりなんですが、ドラマの中の演奏シーンはその名曲の数々に、さらに登場人物たちのさまざまな思いが重なることで、生のコンサートにも負けないくらいに泣ける感動的なシーンになっています。

<あらすじ>

世界的に有名なピアニストの父を持つ音大生・千秋真一は、自身も類まれなる音楽の才能を持っていたが、幼少期のトラウマが原因で飛行機と船に乗れないため、日本から出られないでいた。クラシック音楽の本場・ヨーロッパに行けなければ意味が無いと、音楽をやめることも考え始めていた時、同じアパートの隣の部屋に住む大学の後輩・野田恵と知り合う。ひょんなことから恵と2台ピアノの合奏をすることになった千秋は、まったく楽譜通りに弾かない恵に最初は怒りを爆発させるが、次第に恵の弾くピアノに心を惹かれていき……?

「神様、もう少しだけ」

もう17年も前の作品ですが、いまだに泣けるドラマと聞いて真っ先にこの作品を挙げる方は、かなり多いのではないでしょうか。いわゆる“難病ドラマ”と呼ばれる作品ですが、援助交際からHIVに感染してしまう女子高生というセンセーショナルな役を、当時現役高校生だった深田恭子が演じて大きな注目を集めました。
ともすれば説教臭くなってしまいそうな難しいテーマなのにも関わらず、このドラマが世代や時代を越えて愛されるヒット作になったのは、深田恭子が演じる主人公の叶野真生がとても魅力的に描かれているからだと思います。援助交際とは別に金城武演じる音楽プロデューサー・石川啓吾と行きずりの関係を持ち、朝帰りした上に親に逆ギレしたりと、その行状だけ挙げればHIVに感染したのも自業自得じゃないかと言われても仕方ありません。
それでも高校生らしい天真爛漫さや普通の悩みもちゃんと持っていて、援助交際はしてもお金を受け取ろうとしなかったり、憧れの啓吾に対してミーハーな一面を見せたかと思えば、初対面でいきなり啓吾の抱える孤独を見抜き、まるで母親のように優しく包み込んだりする。
そんな真生の矛盾だらけの不思議な魅力に、あぁ、確かに人間ってそんなに単純じゃないよな、特に10代の頃はそうだったよな、と反感よりもむしろ共感を呼び、2人の恋を思わず応援したくなってしまうのです。大好きな人と相思相愛になれた時、もしも自分が、あるいは相手が重い病気にかかってしまったとしたら? きっと誰でも願うことはただひとつ。切実な思いがタイトルに込められています。

<あらすじ>

高校生の叶野真生は、大人気の音楽プロデューサー・石川啓吾のライブのチケット代を稼ぐため、援助交際をしてしまう。ライブ後、偶然に啓吾の姿を見つけた真生は後を追いかけ、啓吾の家で一夜を過ごす。その後、再会の約束をする2人だったが、真生が軽い交通事故に遭ったことがきっかけで血液検査を受けることになり……。
本当に泣けると評判のドラマ3選!!

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