「プロフェッション」今野 敏(講談社)

「プロフェッション」今野 敏(講談社)

『ST』シリーズ最新刊! 今野敏「プ
ロフェッション」の魅力を探る

今野敏の警察小説「ST警視庁科学特捜班」は1998年から刊行されている大人気シリーズ。「ST赤と白の捜査ファイル」のタイトルで連続ドラマ化された後、2015年1月には映画版も劇場公開された。
そんな『ST』シリーズ、待望の最新刊「プロフェッション」が登場! 今回も、〈ST=科学特捜班〉のメンバーが難事件に立ち向かっていく姿を軽快に描いた警察ミステリーの痛快作となっている。

ST(警視庁科学特捜班)を彩る個性豊か
なメンバーたち

多様化する現代犯罪に対応するため、警視庁に新設された〈ST=科学特捜班〉の活躍を描くこのシリーズ(※〈ST〉は架空の組織)。毎回、それぞれ特殊な能力を持つメンバーたちが、その能力を発揮して不可解な事件を解決していく姿が描かれている。
その人気の秘密は、なんといっても〈ST〉のメンバーそれぞれが、個性豊かで魅力的なキャラクターだからだろう。その個性を、ドラマ・映画版のキャストとあわせてチェック!
対人恐怖症だった過去をもつイケメンで法医学担当、STのリーダーでもある、赤城左門(あかぎ・さもん)……藤原竜也。
STを率いて捜査を行うキャリアの警部、通称キャップ・百合根友久(ゆりね・ともひさ)……岡田将生。
文書鑑定担当でプロファイリングが専門、秩序恐怖症の美青年・青山翔(あおやま・しょう)……志田未来(原作では青年だが、ドラマ・映画では女性という設定に変更されている)。
異常に発達した聴覚を持つ物理学担当、いつも露出度の高い服を着ている美女・結城翠(ゆうき・みどり)……芦名星。
武道の達人で、人間ばなれした嗅覚を持つ黒崎勇治(くろさき・ゆうじ)……窪田正孝。
警察官と僧侶の二足の草鞋を履く山吹才蔵(やまぶき・さいぞう)……三宅弘城。
そして、STをサポートする捜査一課の警部補・菊川吾郎(きくかわ・ごろう)……田中哲司。
このように、魅力的な人物たちが『ST』シリーズの物語を彩っている。小説だけでなく、藤原竜也と岡田将生の共演で話題になったドラマ「ST赤と白の捜査ファイル」も、あわせて楽しみたい!

『ST』シリーズは、男心をくすぐる現代
の〈戦隊ヒーロー〉もの

『ST』では、まるで〈戦隊ヒーロー〉もののように、〈ST=科学特捜班〉のメンバーそれぞれに色の名前がついているのも特徴となっている(赤城左門、青山翔、結城翠、黒崎勇治、山吹才蔵)。
そんな警視庁きっての異能集団は、決して仲が良いわけではないけれど、経験を積むにつれて、チームワークや信頼関係も強くなってきている。つまり、強さと弱さをあわせ持ち、自らの信念と能力を頼りに突き進む彼らは、まさしく現代の〈ヒーロー〉なのである!
シリーズ最新刊の「プロフェッション」は、タイトルに、PROFESSION=職業(とくに教養を要する専門職)という意味を持つ。果たして今回は、どのような事件が描かれているのだろうか?

人気作家・今野敏が描く『ST』シリーズ
最新刊「プロフェッション」

今回、〈ST=科学特捜班〉が挑むのは、とある大学を舞台とした連続誘拐事件……!?
身代金を要求するわけでもなく、人質を殺害するわけでもない、奇妙な誘拐事件が立て続けに発生! 解放された被害者たちは、口々に「〈呪い〉をかけられた」と証言していて……。〈ST〉の青山は、プロファイリングで浮かび上がった犯人像を手がかりに、捜査を進めていくが……!?
今野敏の描く物語は、台詞を多用した簡素な文体で描かれているため、そのままドラマ1話分のストーリーになってもおかしくないライトなサイズ感! シリーズ作ではあるが、「プロフェッション」単体で読んでも充分楽しめるので、安心して手に取って欲しい一作です!
「プロフェッション」今野 敏(講談社)

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