稚菜、小田和正の「言葉にできない」
をカバー

嬉しい時
悲しい時
ありがとうの感謝
ごめんなさいの謝罪

些細な事を、なかなか上手く伝えられない事が多い。
というよりも、恥ずかしくて素直になれずに
言葉にする事が出来なくなってしまっている気がしている。

小さい頃はよく人見知りをしていたから余計、思った事を伝えられない子だった。
今は。人見知りはしないんだけれども、
一番大切な言葉はやっぱりなかなか口に出来ない。

だから素直に自分の気持ちを伝えられる人、
伝えてくれる人は本当に凄いなって思うんです。

きっとどこかで自分の事を一番に考えてしまうから、
言葉にできないのだろう。
相手の事を考えて思って。
何を言われたら嬉しいのか、何を言われたら心が晴れるのか。
その事を一番に考えられる様になれれば、
いつかもっと素直になれる様な気がします。
まだまだそんなに素直になれない私は。笑
代わりに、手紙というものを昔から大事にして来ました。
手書きの言葉の中に隠れている気持ちも、
口で表す言葉と同じくらい沢山伝わってくる気がしているんです。
だってやっぱり、手紙をもらったら嬉しいから。
書いている時って、相手の事だけを考え思っている瞬間だと思うんです。
だから、文面から心が見える気がして好きだなって。
私はそう思うから、今も昔も、
相手の大切な時には手紙を必ず添える様にしています。
そして今の私にはもう一つ。
歌があって良かったなって心から思う。
自分の気持ちを最大限に伝えられる言葉の一つとなったから。
唯一心から素直になって伝えられる瞬間は
歌っている時だなって自分でも思っています。
私の歌の中に「ありがとう」と「ごめんね」の言葉がよく使われているのは、
だからなのだろうなぁ。
…と振り返ってみてちょっと思ったのでした。
言葉には言霊が宿る。
私はそう信じています。
それは発した言葉でも文面でも歌でも。
だからこそ、一言一言、大切にしていきたい。
そう思っています。

私が、叶えたい夢や目標を口にしたり、
紙に書いたりしているのはその為。
言霊となって夢に近付けてくれるし、
その為の努力をしようと自分から動く様になるから。

言葉って素敵。
命が宿るのもの。
神秘的だなぁと思うのでした。
さて。
今日の一曲は。
“言葉”繋がりなんですが、小田和正さんの「言葉にできない」です。
物心つく前から聴いていた一曲で。
私が、世の中にある全ての曲の中で
この曲が一番だと思っているくらい大好きな曲。
この歌には小田さんの伝えたかった大切な想いがこれ以上は表せない!
というくらい気持ちがこもっている気がするんです。
それが言霊となって私の心に強く響いたのだと思う。
尊敬する一曲です。
是非聴いてみて下さい。
ありがとうございました。

著者:稚菜

OKMusic編集部

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