北斗晶、ママタレ界頂点にいられる秘
ケツ

では、コメンテーターの人選はどのように決められているのだろうか?
「それは主婦層にどれだけ受けるで決まります」と語るのは番組制作会社ディレクター。
確かに、コメンテーターの主戦場であるワイドショーは平日の昼間に多く放送されており、主な視聴者は主婦だろう。
「それら視聴者たちの共感を得る最大の条件は、『主婦の皮膚感覚』がわかっていることでしょう」
なるほど…。
「現在、ママタレントの一番人気は元女子プロレスラーの北斗晶(47)で、彼女の庶民っぽさが主婦たちに受けるんです。たとえば、19日放送の『スクール革命!』(日本テレビ系)で北斗がママ友に嫌われる行動を解説し、『なるほど!』と周りを感激させました」
何を言った?
「番組中で北斗は、嫌われるママ友は『夫や自分の父親の社会的地位の高い職業を匂わせてくる』『子供のお受験を前提に話をする』『場違いなブランドファッションで現れる』の3つだと分析しました」
それは言えるかも!
「特に『主人がね、患者さんの急変で呼ばれて…』などと、夫が医者だと匂わせるような会話を『いやらしい女のやることよ』と切り捨てました」
つまり、坂上忍(47)やマツコ・デラックス(42)のような女性版毒舌ってこと?
「そんなに単純ではないでしょう。まずは美人じゃないことが重要なんです。主婦はきれいな女性がコメンテーターとして出てくると、必ず嫉妬してチャンネルを変える傾向がある。しかも、オシャレだった場合、よけい嫌って視聴しなくなるんです。その点、北斗は誰が見ても容姿端麗ではなく、主婦は自分のほうが上という優越感に浸れる」
確かに言えてる…。女って、常に他人と比べて自分の位置を確かめものだからね。
「そうです。しかも、目が極端に細いのも得しています。怒っていても、いつも笑っているようなイメージがあるし、着ている服だってTシャツやトレーナーが多く、主婦の普段着を意識している」
そういう意味では、生き残るために戦略を立てていた?
「まったくその通りです。カカア天下で、夫のプロレスラー、佐々木健介(47)は何も口出しできず、ただ笑っているだけというキャラも、世の夫婦の大半に当てはまる」
確かに、見ていて悲壮感漂うくらい妻が威張っている・・・。
「もし、滝川クリステル(37)がコメンテーターで同じことを言ってもまったく受けないはずです。主婦が自分より下品でブスというコメンテーターこそ、支持する第一候補なんですから」(先のディレクター)
世の中は今、格差社会が進んでいる。だからこそ、食い放題の店で家族揃って大食いする庶民的なイメージを持つ北斗が支持されるのだろうか?

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