【ウラ芸能】春ドラマの勝ち組・負け
組(下)

デスク「ジャニーズタレント主演作は合格ラインの視聴率だとして、AKBがらみのドラマは評判がいまひとつ。元AKB48大島優子(26)主演の『ヤメゴク』(TBS系)は?」

記者「初回9・1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区。以下同)から6・7%に下がって爆死状態。大島が演じるキャラクターは性格もファッションも賛否両論です」

デスク「まあ、もともと視聴率がとれない枠だから誰が主演でもまず無理。気の毒なんだけどな。現役AKBのまゆゆこと渡辺麻友(21)の方は?」

記者「稲森いずみ(43)とのW主演『戦う!書店ガール』(フジテレビ系)も惨敗。初回6・2%で火曜10時枠では歴代最低でした。第2話は6・4%と微増でしたが・・・」

デスク「深夜ドラマ並みの数字だな。まゆゆは番組宣伝で出演した『VS嵐』(フジ系)でも7・7%と、番組としては珍しく1ケタの視聴率だつた」

記者「不要論や戦犯扱いで気の毒ですね。ファンは『まゆゆのせいじゃない!稲森のせいだ!』と、稲森までとんだとばっちりです」

デスク「ははは。主演に抜擢されたメンツだと、『医師たちの恋愛事情』(フジ系)の斎藤工(33)と、『マザーゲーム』(TBS系)の木村文乃(27)か」

記者「斎藤の方は10・3%から8・6%に。木村の方は9・8%から8・7%に。一定の視聴者層からの支持はある作品なので、以降も8%台で堅調かと思われます」

デスク「日本テレビの土ドラ枠『ドS刑事』は多部未華子(26)のムチ振り回しが楽しみ。土ドラはジャニーズ枠で子供向け作品も多いけど、今回は関ジャニ∞の大倉忠義(29)の役もいい」

記者「その日テレは日曜夜にドラマ枠を新設。TAKAHIRO(30)以下、EXILEファミリー出演の『ワイルド・ヒーローズ』は、初回9・7%とギリギリセーフでした」

デスク「日テレの日曜は夕方の『笑点』から人気番組のゴールデンゾーンだったのに、わざわざ『おしゃれイズム』と『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで』の間に入れ込むとはな」

記者「局の挑戦と見る賛成派と、視聴習慣を変えられたことへの不満・反対派と、やはり賛否両論です。第2回は9・0%へと微減でしたので、それなりの層は確保したようです」

デスク「EXILE系はそのうちDVD化で売れるから視聴率は低くても元はとれるという算段だろうな。視聴率微減でTAKAHIROと女優・武井咲(21)との熱愛報道でテコ入れして素早いわ」

記者「シリーズものでは渡瀬恒彦(70)主演『警視庁捜査一課9係』(朝日系)が10・9%と、さすがの安定感。シリーズ第10弾は渡瀬の過去を匂わせるらしく、新展開が楽しみです」

デスク「『三匹のおっさん2』(テレビ東京系)も11・0%で人気。金曜はフジが同じ時間にもってきたドラマ枠を結局は撤収してライバルがいないから余裕だな」

記者「やはり『水戸黄門』みたいな勧善懲悪モノを求めている層が多いんですね。今回は調子こいてドラマオリジナルのエピソードもあるそうなので楽しみです」

デスク「テレ東はネットが少ないから、放送されないとこはDVDの売り上げも見込めるし、『三匹…』はアニメと並ぶテレ東のドル箱ソフトだな」

記者「ゴールデンタイムの勝ち組と負け組の結果がでる日が楽しみです」

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