【ウラ芸能】春ドラマの勝ち組・負け
組(上)

記者「過去に堺正章(68)や高嶋政伸(48)主演でドラマ化されているので目新しさはありませんが、TBSの60周年企画だけに予算かけてる感は分かりますね」

デスク「佐藤の妻役・黒木華=はる=(25)が適役だな。それにしても4月クールは、つぶぞろいだった1月クールに比べると盛り上がらないっていうか、パッとしないね」

記者「初回視聴率としては、SMAPの木村拓哉(42)主演『アイムホーム』(テレビ朝日系)が16・7%(同)で首位。といってもキムタクの歴代主演連ドラとしては最低でした」

デスク「多チャンネル化した今の時代、昔の視聴率と比べるのは酷だよ。第2話は14・0%と下がったけど、原作モノとはいえ1ケタに落ちることはないはずだ」

記者「妻役の上戸彩(29)が妊娠の影響で巨乳が爆乳化したことで別の楽しみがあります」

デスク「4月クールの先陣をきった『心がポキッとね』(フジテレビ系)は、阿部サダヲ(45)主演だから楽しみにしてたけど、出バナをくじかれた」

記者「『最後から二番目の恋』(同)のスタッフなので期待が高かったんですが…。脚本の岡田惠和(56)は作品のデキにムラがあると言われていますが、今回は失敗作の方ですね」

デスク「山口智子(50)が久しぶりの登場だけど、なんかイラっとする。キムタクが何やってもキムタクって言われるけど、山口も女版キムタクと呼びたい」

記者「やはり山口の酷評が多いですね。ネット評では『阿部サダヲの無駄遣い』という意見が代表的でまったく同感です」

デスク「初回は10・4%だったけど案の定、第2、3話ともに7・5%だってな。打ち切り確定かもね」

記者「まぁ、裏で堺雅人(41)主演『Dr.倫太郎』(日本テレビ系)がスタートしましたから、言い訳になりますね。といっても『Dr.倫太郎』は初回13・9%、第2話は13・2%と微妙でしたが」

デスク「『半沢直樹』と比べられるけど、別モノだからいちいち比べる必要ないけどな。初回のゲスト、ハリセンボンの近藤春菜(32) みたいに意外な人選に期待したいわ」

記者「ジャニーズ勢はキムタクのほかに山下智久(30)主演『アルジャーノンに花束を』(TBS系)と、嵐・相葉雅紀(32)主演の月9『ようこそ、わが家へ』(フジ系)。どちらも原作モノです」

デスク「『ようこそ』は初回13・0%、第2話は11・4%と微減。月9史上としてはワースト2位の数字らしいな。オリジナルキャラの沢尻エリカ(29)起用効果は、まるでなしと分かった」

記者「『アルジャーノン』の方は11・5%から7・9%に大幅ダウン。山下の演技は賛否両論ですね」

デスク「役者の力量を露呈する、よく知られた名作だから難しいと思うよ。山下が役を引き受けた勇気だけはほめるわ」

記者「山下が着ていたTシャツとか使ってたマグカップとか、番宣を兼ねた劇中のグッズがTBSのネットショップでバカ売れしているらしいので、TBSは視聴率は別にウハウハでしょう」

デスク「まだ、しゃべり足りないな。【下】に続くぞ」

記者「ラジャー!」

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