藤野涼子 映画「ソロモンの偽証 前篇
・事件」が初日! 大先輩からの言葉
に感極まり涙!

本作はある中学校で見つかったクラスメイトの転落死を追う、宮部みゆきさんの代表作を実写化した作品。中学生キャストは2013年10月から始まったオーディションで応募者総数1万人の中から選ばれ、最終的に33人にまで絞られ、撮影がクランクインするまでに長い時間をかけてワークショップやリハーサルを何度も行った。主演の藤野涼子さんが劇中の役名を芸名にし、活動していくことでも話題となっている。

藤野涼子さんは「一体、どれくらいのお客様が来ていただけるか壇上に上がる前までとっても不安だったんですけど、こんなにもたくさんのお客さんが観に来てくださってとても嬉しく思います。」と挨拶し、会場の反応に少し緊張が解けた様子。

校長役を演じた小日向文世さんが「クランクインする半年くらい前から監督は生徒役の彼らとワークショップ、リハーサルを続けていました。とにかく監督の執念、粘り強さが出ている作品だと思います。そんな作品に参加できたことを光栄に思います。」とコメント。

長い時間をかけてオーディションや撮影を行ったからこそ様々な変化があったようで、藤野涼子さんと同じく本格的な演技が初挑戦となった富田望生さんは「恥ずかしいと思いながら芝居をすることが無くなったと思います。全力で芝居をするということが(撮影をした)この夏にできるようになったと思います。」と振り返った。

お笑いコンビ「まえだまえだ」としても活躍する前田航基さんは「僕、すごい汗っかきなんですけどすっごい暑い体育館で撮影をしていて、そこで水分を調節することで汗も抑えられるようになりました!」とコメントすると司会からも「高等技術ですね!素晴らしい!」と声が上がっていた。

そんな中学生キャストたちのそれぞれの努力を撮影現場で見守ってきた佐々木蔵之介さんは「この子たちは1万人の中から選ばれた“覚悟”というものがありまして、毎日全身全霊で芝居をぶつけてきて本当にいつも心を打たれていました。」と振り返り、娘役の藤野涼子さんについては「試写を観て裁判のシーンでこんなにもうちの娘が立派になったんだな、娘のおかげで僕はお父さん役させてもらったというくらい、彼女の成長と生徒役のみんなの成長が感じられて打ちのめされて心打たれる素晴らしい現場でした。」と語った。
小日向文世さんも「撮影前に彼女たちのワークショップの現場に行ったのですが、その時は藤野涼子さんの姿を見て正直、この映画は成立するのだろうか?という不安があったのですが、そこから撮影が始まって裁判のシーンになった時に彼女が見事に“藤野涼子”に変身していたんですね。役者として役を作るとは、演じるということはどういうことなんだということを改めて考えさせられて勉強させられました。」とコメントし大絶賛。

そんな大先輩の言葉の数々に感極まってしまったのか、藤野涼子さんは涙ながらに声を詰まらせながら「何もかもが初めてですが、監督や夏川さんや佐々木さんや小日向さんや33人の仲間と共にここまでやってこられました。今日は集まってくれてありがとうございました。」と感謝の気持ちを語りました。

映画「ソロモンの偽証」は「前篇・事件」が全国公開中! 「後半・裁判」が4月11日より全国公開!

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