世界3大EDMフェス「EDC (Electric D
aisy Carnival)」

今回は、ラスベガスで開催される世界最大級のEDMフェスのひとつとして知られる
「Electric Daisy Carnival」をご紹介したいと思います。
出典:

EDCって?

Electric Daisy Carnival(エレクトリック・デイジー・カーニバル、通称: EDC)は、1997年にLA(ロサンゼルス)にてスタートした、EDM(エレクトロニック・ダンス・ミュージック)の祭典です。
EDMと名前が似ているEDCですが、意味は全然ちがいます。
エレクトリックなデイジー(菊の花)カーニバル、ニュアンスとしてはこんな感じですかね?
菊の花をモチーフに、カラフルでカーニバルのようなEDMフェスという意味が込められていそうです!
2010年からラスベガスに舞台が移り、現在では世界中からEDMファンが集う世界的な巨大ダンスイベントになっているEDC。
2015年時点では、アメリカのラスベガス、ニューヨーク、オーランドの3都市と、プエルト・リコ、メキシコにまで手を広げています。

プエルト・リコはカリブ海に位置する国で、野球で有名ですよね。
メキシコもあわせて考えると、EDCは北中米で展開されるEDMフェスという言い方ができると思います。
また、Ultra Music Festival、Tomorrowlandと並んで、世界3大フェスのひとつともされています。
EDCについてもっと知る

40万枚のチケットが売り切れる!

2011年は20万人、2012年・2013年は35万人超を動員したことでも話題になり、
2014年も世界全体で過去最高を記録する40万枚以上のチケットが売れました。

ラスベガスにおける経済効果は200億円を超えると言われています。
ただでさえ人とお金とエンターテイメントが集まる街ですもんね。

比較してみると、EDCは3日間で40万人、日本のULTRA JAPANは2日間で4万人。
海外のミュージックフェス市場は日本とはまるで桁違いで、おそろしい人気っぷりですね。
特にEDMブームが一番盛り上がっているアメリカでの開催なので、それも納得できます。

フェス会場はカーレース場!?

EDC LAS VEGASの舞台、これがまたおもしろいんです。
「ラスベガス・モーター・スピードウェイ」というカーレース場一帯をフェス会場にし、華やかでカーニバルのような体験型フェスであることが特徴的です。

お客さんは派手なコスチュームに身をつつみ、日本でいうハロウィンみたいなイメージでしょうか。
音と連動する花火や映像、レーザー、スモーク、観覧車のある遊園地や食事ができるお店も整っています。
遊園地があるフェス、とても楽しそうですよね!
ステージのデザインもかなり凝っていて、装飾にも力を入れています。
EDCのきれいなライトショーは定評があり、音楽以外にも楽しめるコンテンツです。
名前の通り、カラフルでまさにカーニバル。
EDCを実際に体験した人たちの間では、地上の楽園と言われているようです!
YouTubeのムービーを見る限り、自分だったらこどものように走り回りたくなっちゃいます!

砂漠ならではの40度越え!

ラスベガス、元々はネヴァダ州の砂漠に大富豪や大企業たちが大量のお金を投入してたてた街です。
街の周りは基本的に、みなさんがアメリカのウェスタン・カントリーをイメージするような砂漠地帯です。

びっくりすることに、この時期のラスベガスは最高気温が40度に及び、最低気温も27度近くあります。
あつすぎる気温に思えますが、日本のように湿気は少なくカラッとしているのでまだ過ごせる方です。
私が2014年8月にラスベガスに行ったときも、38度を経験しましたが、そんなに蒸し暑いなと思うことはありませんでした。

ただでさえ暑い中、音にあわせて体を動かすため、毎年熱中症で倒れるお客さんもいるみたいです。注意が必要ですね。

8つのステージ、180人の出演者

2014年は8つのステージで3日間で総勢180人のDJが出演しました。

ABC・アルファベット順で表記されているのでわかりづらいですが、
有名EDMアーティストはほぼみんな出ているのではないでしょうか?
EDMシーンのトップDJたちが全員集合するオールスターフェスになっています。

海外のフェスではよくありがちなコンセプトとして、「あなたもヘッドライナーのひとりです。」というのがあります。
“お客さんがつくるフェス”というような体験型フェスを目指しているんですね!

EDC 2015

このフクロウのキャラクターがマスコットのようです。
ラスベガスでのEDC、今年もすごいことになりそうですね!

ラスベガス以外のEDCもすごいので、オフィシャルトレーラーをひとつずつ見ていきましょう。

5つのオフィシャル・トレーラー

★2月 EDC PUERTO RICO
★2月 EDC MEXICO
★5月 EDC NEW YORK
★6月 EDC LAS VEGAS
★11月 EDC ORLANDO

日本での開催も実現間近?

2014年は日本のEDM元年といっても過言ではありません。
ULTRAが初めて日本に上陸したことで、一気に爆発した日本のEDMブーム。
2015年はTomorrowlandとEDCも日本初上陸を果たすのではないか?と言われています。海外の有名フェスも、今年はULTRAだけではありません。
5月にはニューヨーク発祥のEDMフェス「Electric Zoo」もあります。EDCが日本に来る、こんな夢みたいなことが実現したらEDMファンとしては大歓喜ですよね!
やはりEDCらしさを出すためには、日本でも遊園地がある会場が必要でしょうか?笑まとめ
EDC まとめ
▶︎ 世界3大フェスのひとつ
▶︎ ラスベガス(6月)がメイン、ニューヨーク(5月)、オーランド(11月)、プエルト・リコ(2月)、メキシコ(2月)でも開催
▶︎ ラスベガスでは、カーレース場一体をフェス会場に
▶︎ 40万枚のチケットが売れる(2014年・ラスベガス)
▶︎ 8つのステージ、180人を超える出演者いかがでしたでしょうか。
EDCが地上の楽園といわれるゆえん、おわかりいただけましたでしょうか?
世界にはいろいろなフェスがあるんですね!
世界のエンターテイメントが集まる街、ラスベガスでのEDMフェスにはぜひ一度行ってみたいものです。このように海外のフェスが巨大規模にもかかわらずうまくいっているのは、お客さんのマナーのよさと心から音楽を愛してることにあると思います。
日本のフェスでも、マナーのよさに関してはこれからの課題ですよね。
フェスの規模が大きくなる上で必ずついてまわる問題がこれです。日本でもEDC開催してほしいですね!

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