11月4日@立教大学 池袋キャンパス学園祭『39th St. Paul's Festival』

11月4日@立教大学 池袋キャンパス学園祭『39th St. Paul's Festival』

手越祐也、
立教大学学園祭の
オフィシャルレポートが到着

手越祐也が11月4日、立教大学で開催された池袋キャンパス学園祭『39th St. Paul's Festival』のライブステージに出演した。若き学生をはじめ、この日集まったファンに向けて熱いステージと心のこもったメッセージを届けた。

暗転したステージに手越が姿を見せると、大きな声援に包まれた。ブルー色の光りに照らされた手越は「Comfort Zone」の一節をアカペラで歌唱。伸びやかな歌声が会場全体に響き渡った。1フレーズごとにわずかな間を設けながら、じっくりと歌詞に思いを込めながら歌い上げる。ラストはロングトーンを響かせ、オーディエンスを魅了。青い幻想的な始まりで一気に手越の世界へと引き込んだ。

続く「SUPER SESSION」では<手を挙げて>の歌詞の通り、手越が手を挙げるとペンライトの揺れも激しさを増していく。ややスローなペースでありながらも、力強いビートを刻み、フロアから突き上げる重低音は胸の鼓動のよう。手越は歌いながら軽やかにステップを踏み、オーディエンスとの一体感を味わうようにパフォーマンス。

手越が「立教のみんな、どうも手越祐也です!」と声を張ると大きな拍手と、元気な声が返ってくる。「実は、俺の親父の母校でもある立教大学に呼んでいただき、そして20年アーティスト生活やってますけど、学園祭ライブは初体験。本当に今日、この場に呼んでくれた立教大学の関係者のみなさま、本当にありがとうございます!」とお礼を述べると、会場からは再び大きな拍手が送られた。手越は、コロナ禍を乗り越え、これまでの学園祭のスタイルに戻れたことに触れ、「みなさんの記憶だったり色んなものにまた新しい1ページが今日のライブで綴れることを願いながら、全力でパフォーマンスしていきますのでよろしくお願いします!」と力強く語った。

続けて「2年前の7月7日にソロアーティストとして第一弾シングルを発表したんですけど、僕の中での第2の人生の始まりの楽曲を聴いてください」と曲紹介して「シナモン」へ。夕焼けを彷彿とさせるシナモン色の照明に照らされながら、柔らかい表情を浮かべる手越。胸に手を当てたり、口や目元に触れたり、歌詞にあわせてジェスチャーを交えながら、一人ひとりにメッセージを手渡しするかのように優しい歌声を響かせた。続く、全編英語詞の「HOTEL」では、晴れた日を思わせるカラッとした光を浴び、歌いながらステージを移動して隅々にまで楽しい雰囲気を届けた。

寂しげに響くイントロで始まるのは手越初の卒業ソング「この手とその手」。これまで卒業式でサプライズ披露したことがある楽曲だ。手越は「心の切なさと喜びを歌詞に」と楽曲に込めた思いを伝えた。合格を手にして、勉学に励んだり、サークル活動に力を入れたり、学生たちのキャンパスライフをたどるようなセレクトに、オーディエンスもゆっくりと体を揺らして耳を傾けていた。そして<ひとりじゃない>という歌詞を強調するように歌い、最後は優しい笑顔で大きく手を振った。

「みなさん楽しんでくれていますか?」の問いかけに、大きな拍手と歓声で返す会場。話し始めるとイヤモニとピアスが絡んでしまった手越。「誰か助けて~」とコミカルな声で笑いを誘うと、会場からは「カワイイ!」コールが飛び交った。改めて、手越は亡き父との思い出話を語った。「よく立教の話をしていました。親父は野球が好きで、立教の野球部のエースだったそうなんですけど、そういうのもあって初めての学園祭がね、色んな大学がある中で立教大学っていうところが、すごく縁と運命を感じて今日という日を楽しみにしてました」と感慨深げ。続けて、立教大学の学生をはじめ、自身のファン・HONEYYYなど会場に集まった人たちに向けてライブに込めた思いを伝えた。「将来、色んな形で日本を支えていく学生のみんなに何を伝えたいか、俺がここに来る意味ってなんだろうって考えたときに、自分に自信を持って好きなことをしていく、好きなことで生きていくっていうことを伝えられたらいいなって」とセットリストに言及。

続けて「人生、色んなターニングポイントがあって、そのターニングポイントが果たして正解の道なのか、失敗の道なのかもわからないターニングポイントが今後たくさんあると思うんです。僕自身も3年前に迎えて大きな事務所を出て。すごく素敵な環境にいた、でもこのまま死ぬのは嫌だって思って」と独立した経緯に触れた。周囲からは賛成の声もあれば心配の声もたくさん寄せられたと話すが、気持ちも体力も充実した時にチャレンジしたいと決断。そんな自身の半生を振り返り、「いばらの道だった」と語りつつも「いま幸せだよって胸張って言える」と笑顔を見せる。「自分の人生って自分のものだから、自分がやりたい道を、自分が信じた道を突き進んで欲しい」と力強いメッセージと共に、「ONE LIFE」へ。白い強い光りを背に、語りかけるように歌う手越。その姿は暗闇の中で、道に迷わないようにと誘導するような柔らかい光りのよう。

中盤のMCでは立教大学の学生たちとの交流の場を設け、様々な質問に回答した。これまでに会った中で一番嬉しかったサッカー選手は?の問いに、手越は「同い年で身長も一緒くらいな(リオネル)メッシかな」と回答。「体をぶつけながら戦ってるのに、俺と身長が変わらなかった、そんな体がデカいわけでもないのに世界一のプレイヤーを続けられているのはすごい」と称賛。

今後挑戦してみたいスポーツは?の質問には「テニスがカッコいいな」と回答。また、ソロアーティストとしての今後の目標について聞かれると、「めちゃくちゃ大きなことを言うと日本を変えたいなって思う」と回答。会場からは歓声と讃えるように拍手が起こった。手越は「もっとみんながのびのび、夢に向かって、好きな仲間と一緒に進んでいく、本来の素敵なみんなが笑ってる日本にもう一度、自分の力は微力だけど何かそういうことができたらいいなというのでアーティスト活動だったりボランティア活動だったり、日本のものを世界に発信するっていう活動をいまやっている。自分ひとりでは限界があるけれどそこで諦めたら何も変えられないので。俺みたいなポジティブな、前を見て突き進んでいける性格でいるからこそ、若い世代が楽しい未来を過ごせるような日本に変えたいなって」と優しい口調で語った。手越の大きな夢にエールを送るように歓声や盛大な拍手が送られ、トークコーナーを終えた。

後半は、立教大学の学生からのリクエストに応えて「アイドル」(YOASOBI)からスタート。イントロが流れると黄色い声援があがり会場のボルテージが一気に上昇。前半のステージ、トークコーナーを経たとは思えないパワフルなダンスと共にアイドル・手越ならではのポップな世界観で魅了した。手越は「11月4日、新曲を出したんですよ」とこの日は新曲「アダルトブルー」のリリース日。学園祭ライブの記念にと、特別にスマホ撮影が許可されるとひときわ大きな歓声に包まれた。SNS用のハッシュタグを案内する手越に「はーい!」と返すオーディエンス。同日夜8時からYouTubeで「アダルトブルー」のMVが解禁、「チェックよろしくお願いします」と手越の呼びかけにも「はーい!」と前のめりなレスポンス。手越は「いいですか?」とみんなと息を合わせるようにして新曲を初披露した。

「ARE U READY」からは回転数をあげるようにダンサブルなステージへ。「ARE U READY!」とシャウトするとオーディエンスもペンライトや体を揺らして呼応。カメラのフラッシュのような照明を浴びながら激しさを増していく。そこからギアを何段階もあげるようにして「Just Right」、「LUV ME, LUV ME」と、まるでクラブフロアのような熱気を帯びていく。EDMの激しい音楽を浴びながら、4人のダンサーとフォーメーションを変えながら進むダンサブルなステージを展開。その間も息を切らすことなく歌い、踊る、パワフルなパフォーマンスが続いた。「モガケ!」、「LOVE SENSATION」と進むにつれてオーディエンスのクラップも一層の激しさを増す。続く疾走感溢れる「OVER YOU (feat. マイキ)」では、手越の歌声も一層伸びやかに。会場全体をポジティブなパワーで包み込むように歌いあげると、会場のボルテージは最高潮に。

エールソングをはじめ、心地よいメロウな楽曲、ロックナンバー、EDMと様々なジャンルをミックスし、熱量が高まり続けた1時間8分。学園祭ならではのパワフルで、エネルギーに満ち溢れたプレミアムな時間を届けた。
配信楽曲「アダルトブルー」2023年11月4日(土)配信
Blu-ray&DVD『手越祐也 LIVE TOUR 2023 「CHECKMATE」』2023年10月25日(水)発売
    • 【Blu-ray】
    • FLXF-1006/¥7,700(税込)
    • <収録内容> 
    • 〜Opening〜
    • 01:MAZE WORLD
    • 02:Just Right
    • 03:OVER YOU(feat.マイキ)
    • MC
    • 04:Comfort Zone
    • 05:ラヴァゲラ
    • 06:HOTEL
    • 07:サイダー
    • MC
    • 08:この手とその手
    • 09:Peaceful for you
    • MC
    • 10:七色エール
    • 11:Come Back To Me
    • MC
    • 12:BAND scene
    • 13:MAKE ME ALIVE
    • 14:ウインク
    • 15:ドラキュラ
    • 16:御どれ踊れや己が苑
    • 17:Ready Steady
    • 〜Encore〜
    • 18:ONE LIFE
    • 19:HONEYYY
    • 20:モガケ!
    • 21:LOVE SENSATION
    • 〜Ending〜
    • <Behind The Scenes>
    • 01:Rehearsal
    • 02:2023.4.12 Zepp Haneda
    • 03:2023.4.13 Zepp Haneda
    • 04:2023.4.29 SENDAI GIGS
    • 05:2023.4.30 SENDAI GIGS
    • 06:2023.5.14 Zepp Nagoya
    • 07:2023.5.15 Zepp Nagoya
    • 08:2023.5.17 Zepp Namba
    • 09:2023.5.18 Zepp Namba
    • 10:2023.5.29 KT Zepp Yokohama
    • 11:2023.5.30 KT Zepp Yokohama
    • 12:2023.5.31 KT Zepp Yokohama
    •  
    • ◎詳しくはこちらをご覧ください
    • http://www.forlife.co.jp/disco/flxf1006/
    • 【DVD】
    • FLBF-8117/¥6,600(税込)
    • <収録内容>
    • Blu-rayと同じ
    • <Behind The Scenes>
    • 2023.5.31 KT Zepp Yokohama
配信音源『手越祐也 LIVE TOUR 2023 「CHECKMATE」』2023年10月25日(水)配信
    • https://lnk.to/7THPm54k
    •  
    • <収録曲>
    • 01:MAZE WORLD
    • 02:Just Right
    • 03:OVER YOU(feat.マイキ)
    • 04:Comfort Zone
    • 05:ラヴァゲラ
    • 06:HOTEL
    • 07:サイダー
    • 08:この手とその手
    • 09:Peaceful for you
    • 10:七色エール
    • 11:Come Back To Me
    • 12:BAND scene
    • 13:MAKE ME ALIVE
    • 14:ウインク
    • 15:ドラキュラ
    • 16:御どれ踊れや己が苑
    • 17:Ready Steady
    • 18:ONE LIFE
    • 19:HONEYYY
    • 20:モガケ!
    • 21:LOVE SENSATION
    •  
    • ◎詳しくはこちらをご覧ください
    • http://www.forlife.co.jp/disco/disa0542/

【ライブ情報】

『手越祐也バースデーライブ2023』
11月11日(土) Billboard Live YOKOHAMA
(1) OPEN 14:00/START 15:00 
(2) OPEN 17:30/START 18:30

『手越祐也 LIVE TOUR 2024(タイトル未定)』
2月01日(木) KT Zepp Yokohama
2月02日(金) KT Zepp Yokohama
2月15日(木) Zepp Namba
2月16日(金) Zepp Namba
2月21日(水) Zepp Nagoya
2月22日(木) Zepp Nagoya
2月24日(土) 仙台GIGS
2月25日(日) 仙台GIGS
2月28日(水) Zepp Haneda
2月29日(木) Zepp Haneda

11月4日@立教大学 池袋キャンパス学園祭『39th St. Paul's Festival』
11月4日@立教大学 池袋キャンパス学園祭『39th St. Paul's Festival』
11月4日@立教大学 池袋キャンパス学園祭『39th St. Paul's Festival』
配信楽曲「アダルトブルー」
Blu-ray『手越祐也 LIVE TOUR 2023 「CHECKMATE」』
DVD『手越祐也 LIVE TOUR 2023 「CHECKMATE」』
配信音源『手越祐也 LIVE TOUR 2023 「CHECKMATE」』

OKMusic編集部

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