『フジロック』を東京・表参道＆渋谷
横丁で“プレ体験”！ フェスごはん
も全店舗公開

7月28・29・30日に新潟県湯沢町苗場スキー場にて開催される『FUJI ROCK FESTIVAL'23』（以下、フジロック）より、新たな情報が発表された。

■プレ・イベント『FUJI ROCK DAYS in 東京』6月開催決定

『フジロック』のプレイベント『FUJI ROCK DAYS』の東京開催が決定。リピーターにはもちろんのこと、初めて『フジロック』に参加する人に好評なこのイベントが、カルチャー発信地である表参道と渋谷の都内2ヵ所で開催される。

6月17・18日（土・日）11時より、表参道にある新潟県のアンテナショップ「新潟館ネスパス」にて、『フジロック』のチケット販売をはじめ、苗場プリンスホテル宿泊券ほか豪華賞品が当たる大抽選会もある『FUJI ROCK DAYS 〜表参道〜』が開催される。一方、6月17・24日（土）19時30分〜21時30分に開催される『FUJI ROCK DAYS 〜渋谷〜』は、渋谷横丁広場に「フジロック横丁」が限定的に出現。奥浜レイラ（音楽パーソナリティ）と津田昌太郎（Festival Life編集長）がミュージックセレクターとして招かれ、出演アーティストの楽曲をたっぷりと届けるとのことなので、一足早く『フジロック』気分を味わってみてはいかがだろうか。

■3日間あっても食べきれない、食べ飽きない！「フェスごはん」全店舗紹介

『フジロック』が誇る「フェスごはん」の全店舗情報が一挙に公開された。世界各国のバラエティあふれるメニュー、予約が取りづらい店や話題の店など、80を超える店が来場者の胃袋を強力にサポートする。オフィシャルサイトに会場のエリア毎に各店舗のおいしそうなメニュー写真や価格、意気込みなどが掲載されているので、事前にフード情報チェックができる。「どこで誰を見ながら何を食べよう？」と妄想できるのは、ステージ割りの発表後からタイムテーブル発表までの楽しみ方のひとつ。3日間あっても食べきれない、3日間いても食べ飽きない。そんな『フジロック』のフード・ラインナップは先日発表されたステージ別ラインナップと並行してチェックするのがオススメだ。

なお『フジロック』のすべての飲食店ではキャッシュレス決済ができるので、雨の日でもお札が濡れれることもレジでまごつくこともない。交通系ICカード、nanaco、楽天Edyなら、入場ゲート手前「YELLOW CLIFF」に設置されるセブン銀行ATMでチャージも可能だ。オフィシャルグッズ売場・アーティストグッズ売場・オフィシャルショップ岩盤では電子決済の他に現金、クレジットカードの利用が可能。ただし、QR、バーコードコード決済はできないので使用可能な決済サービスをチェックして電子マネーを準備しよう。詳しい情報はオフィシャルサイトまで。

■「フジロック・コレクション2023」デザインパートナーに“WIND AND SEA”が就任

「フジロック・コレクション」では、『フジロック』ならではの魅力を、“ファッション”というプロダクトを通してメッセージを表現していくことをコンセプトに、ファッションと音楽のクロスオーバーを目指し、毎年コレクションが発表されている。

このたび、スタイリストやカメラマンなど幅広く活動する熊谷隆志がクリエイティブディレクターとして2018年にスタートしたブランド「WIND AND SEA」（ウィンダンシー）が2023年のデザインパートナーに決定。Tシャツ、パーカー、キャップなど、5つのアイテムが公開された。

なお、フジコレの売上の一部は伝説的なパンクバンド、ザ・クラッシュのメンバーである故ジョー・ストラマーの遺族と友人が設立した「Strummerville」を通じて「Single Homeless Project」へ寄付される。販売予約開始は6月9日から、フジコレオフィシャルサイトにて開始となる。

■第2弾・グッズ受注販売受付は6月15日まで

アーティスト名入りTシャツ、BEAMSコラボなどの新作グッズの受注販売が、e+shop内特設サイトで受付中だ。受付期間は6月15日（木）まで。期間中に購入するとフジロック開催までに配送される。詳しい情報は受注販売サイトでチェックしよう。

■『フジロック』まで2ヵ月！ チケット発売中

(c)宇宙大使☆スター

チケットを購入する際は、車で参加するなら「入場券」と一緒に「駐車券」を、キャンプを楽しむならは「キャンプサイト券」の購入もお忘れなく。また、オートキャンプで楽しむ場合は専用チケット「ムーンキャラバンチケット」が必要となる。
さらに今年から新たに導入された、オプション購入できるサービスパス「FUJI ROCK PLUS」（2種）も販売されているほか、『フジロック』には会場発着が便利なオフィシャルツアーなどの様々な選択肢が用意されている。自分に何が合うかわからない、迷っている人は、今月開催されるプレイベントに参加してスタッフに質問してみるのもいいだろう。チケットに関する詳しい情報はオフィシャルサイト、またはイープラスの『フジロック』ページまで。

そのほか、オフィシャルサイトでは「親子で遊ぼう、フジロック＜中編＞」で親子で過ごしながら自然の素晴らしさを体で感じられるスポット紹介や、言語に困る来場者をサポートする新たな活動「FRFGG（フジロック・グッドウィルガイド）」への参加が呼びかけられている。また、フジロックのオフィシャルフリーペーパー「Festival Echo」が4年ぶりに復活刊行されることも発表された。アーティストのインタビューから野外フェスの楽しみ方、キャンプフェスに必要な装備やテクニックなどの情報が詰め込まれた一冊は、全国のタワーレコード、KEEN、ロゴス、CHUMSの各店舗（一部除く）、ライブハウスなどで、6月15日より配布スタート。WEB版はアウトドアカルチャーサイト「Akimama」に掲載される。

文＝早乙女 ‘dorami’ ゆうこ