オリジナルアニメ「ガールズバンドク
ライ」監督は「ラブライブ！サンシャ
イン!!」の酒井和男　アニメMV公開

(c)東映アニメーション　東映アニメーションによるオリジナルアニメ「ガールズバンドクライ」のキャスト、スタッフなどの詳細が発表され、アニメーションミュージックビデオとキービジュアルが公開された。

　同作では、仲間や家族に裏切られながらも、音楽を通じて自分の居場所を見つけようと必死にもがく少女たちの姿を描く。高校を中退して単身上京した井芹仁菜（いせりにな）は、降り立った郊外の駅前で、ストリートミュージシャンの河原木桃香（かわらぎももか）と出会い、音楽の力に触れる。仁菜たちは、本心を隠しながら生きる安和すばる（あわすばる）、両親に捨てられた海老塚智（えびづかとも）、天涯孤独の少女ルパとバンドを結成する。

　劇中に登場するガールズバンド「トゲナシトゲアリ」のメンバー役は、2021年に開催されたオーディション「Girl’s Rock Audition」で選出された5人が担当。引っ込み思案なボーカル・仁菜を理名、サバサバした性格のギタリスト・桃香を夕莉、芸能スクールに通うドラムスのすばるを美怜、シニカルな性格のキーボード担当・智を凪都、天才肌のベーシスト・ルパを朱李が演じる。

　監督には「ラブライブ！サンシャイン!!」の酒井和男を迎え、キャラクターデザインをイラストレーターの手島nari、CGディレクターを近藤真理と鄭載薫が務める。

　アニメMVは「トゲナシトゲアリ」の楽曲「名もなき何もかも」と「偽りの理」の2本が公開。「名もなき何もかも」はアニメ本編の世界観を3DCGで表現した内容で、仁菜が物語の舞台となる神奈川県川崎市を駆け抜ける姿が描かれている。一方「偽りの理」は楽曲の世界観にフィーチャーした映像で、イラストをsakiyama氏、映像をMONO-Devoidが担当し、アニメ本編から離れた自由な発想により制作されたという。

　7月26日には「名もなき何もかも」と「偽りの理」に加え、オーディオドラマ3話を収録したファーストシングルの発売も決定した。各楽曲のMVのロングバーションを収めたブルーレイが付属する。価格は3960円。8月30日には、セカンドシングルの発売も控える。なお「名もなき何もかも」と「偽りの理」は、各種音楽サービスでの配信がスタートしている。

　キービジュアルは、メンバー5人のバンド活動とその裏にある日常を描き、各々の二面性を表現したイラストとなっている。

　なお、6月26日と7月24日には新たなミュージックビデオが公開される。